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これであなたも1旅程8区間の「オトクな発券」できるかも!? 自作ツール「イレブンポイント ルートプランナー」のご紹介
ゆる~くです。
ANAのマイルを使って「アジアと欧州を一度の旅程で組みたい」「アジアを周遊したい」と夢を膨らませるものの、具体的にどう調べたらいいか分からず挫折してしまった経験はありませんか?
今回は、そんな漠然とした関心を具体的な旅程に変えてくれるツール「11point Route Planner」をご紹介します!
ちなみに私が作りました。
謝辞
このツールを制作するきっかけ、アイデアを提供していただいたイレブンポイント研究所 研究員ICHI 様に深い感謝を申し上げます。
「イレブンポイント」の名称も使わせていただいております。ありがとうございます。
なぜ「イレブンポイント」という名称なのか
2025年6月23日まで、ANAマイルで最大11都市10区間を周遊する旅程を作ることができました。11都市を点として表して旅程を検証するツールなので、「イレブンポイント」と名付けられたそうです。現在はANAマイルで発券できるのは最大9都市8区間となっています。
はじめに
画面をご紹介します。
これだけでは何ができるツールかさっぱりわからないと思います。ちょっと長いですが以下の説明を読んでいただければと思います。
お急ぎの方は「試しに使ってみよう」へどうぞ!
11point Route Plannerとは?
11point Route Planner は、ANA マイレージクラブの「提携航空会社特典航空券」で成立する旅程を、ブラウザ上で組み立て・検証できるツールです。
- コンセプト:最大 9 個の都市(点)を線で結ぶように、複雑な乗り継ぎルートを可視化します。
- 得意領域:1 回の旅行で複数の都市を経由する旅程設計。海外発着、オープンジョー、地上移動にも対応しています。
- 対象:特典航空券での周遊旅行を計画したい方。特典航空券を最大限お得に利用したい方。
このツールの目的は、「旅程がANAが設定するルールに則っており成立することを確認する」ことです。
1旅程で最大8区間を利用するような発券を行うにはANAの特典航空券予約ページの「複数都市・クラス混在」を利用する必要があります。
この画面ですね。
ただ、このページはエラーが発生する原因が非常に分かりづらいものになっていると思います。というか教えてくれません。
このページでは以下の2つの確認を混ぜて行う必要があるために分かりにくくなっているのではないかと考えています。
- ルールに沿った旅程の成立確認
- 空席確認
エラーが起きたときに、旅程が間違っているのか、席が確保できないのか、原因がどちらにあるか非常に分かりづらくなっています。
そして、旅程が間違っていたとしても、「どこが間違っているのか」を教えてくれることはありません。いわばプロ向けのページです。
※旅程に問題なくても、最終的に空席を確保できなくて発券できないことも稀にあるようです。その場合は電話すれば発券できることもあるようですが、電話してみないと分かりません。
そこで私はこのツールを作りました。
このツールで訪れたい都市を入力して訪れたい順番に配置し、「ルートを検証する」ボタンを押すだけで旅程が成立するのか、成立しないのであればどこに問題があるのかを教えてくれます。
あらかじめこのツールで「旅程に問題がない」ということが判定できていれば、あとはANAのページで空席を探すことに集中することができます。
このような役割分担でこのツールとANAの公式サイトを併用していただければと思います。
注意点
- 本ツールは ANA 公式ではなく、特典航空券のルール判定を簡易的に再現したものです。発券可否や最終的な必要マイル数は 必ず ANA 公式サイトおよび予約デスクで確認 してください。
- このツールを使用する前に、ICHI さんのオンラインサロン「イレブンポイント研究所」内で解説されている「7つの規則2.0」を受講されておくことをおすすめします。旅程がエラーとなった理由の理解が深まり、対策も考えやすくなります。ご興味がある方はこちらのページをご覧いただき、入会をご検討ください。
このツールでできること
- 旅程の組み立て:ドラッグ&ドロップで目的地・乗換地を配置。
- 空港検索:IATA コード(例:HND)、空港名、都市名で部分一致検索(日本語・英語対応)。空港選択ダイアログでも選択可能。
- ルール検証:ANA 提携航空会社特典航空券の主要 7ルールを自動チェック。
- 航空会社選択 : スターアライアンス内、提携航空会社で航空会社を絞り込んで旅程を確認。
- 直行便チェック : 各空港間の直行便の運行を確認。
- 必要マイル数算出:エコノミー/ビジネス/ファースト利用時の必要マイルを表示。
- ストップオーバー判定:乗換地での泊数によるストップオーバーを判定。
- 旅程の保存・呼び出し:ブラウザ内に最大 50 件の履歴を保存。
このツールでできないこと
- 特典航空券の空席確認
- 特典航空券の予約・発券
- 諸費用(燃油サーチャージ、空港利用料、各種税金等)の計算
これらについてはANAの公式サイトで操作をお願いします。
特典航空券の空席を確認するツールを有償で提供されている方がいるようですが、このような行為は有償・無償を問わずANAの利用規約に抵触する可能性が高いです。不用意にそのようなツールを利用しないよう注意してください。
推奨利用環境
推奨:PC(デスクトップブラウザ)。Google Chrome / Microsoft Edge の最新版。
画面サイズ:1280×800 以上を推奨。
モバイル:ドラッグ&ドロップ操作の都合上 PC もしくはタブレット利用を推奨します。
ツールへのアクセス
以下のURLにアクセスして利用してください。
機能制限
一般公開されているバージョンには、以下の制限があります。
- 公開期間の間のみ利用が可能(公開期間は当Webサイトトップページで告知します)
- 日本発着の旅程のみ作成可能
- 乗換地での地上移動が行えない(目的地でのオープンジョーは可能)
- 直行便チェックが行えない
- 航空会社の選択が行えない
- リスト表示への切り替えが行えない(全機能版でもまだ未完成なので… ^^;)
全ての機能を利用したい方はイレブンポイント研究所のオンラインサロンのメンバーに登録いただければと思います。

このツールの根幹となるアイデア自体をオンラインサロンで学んだので、その感謝も込めて全機能版はオンラインサロン内限定での公開とさせてもらっています。あしからずご理解いただければと思います。
試しに使ってみよう
まずはこのツールがどのように動作するのか、いくつか旅程を組んでみて旅程として成立するかを確認してみます。
地図は以下のサイトからの引用です。
Maps generated by the Great Circle Mapper® – copyright © Karl L. Swartz.羽田→ロンドン→羽田
このツールを使うまでもないような簡単な旅程ですが、ツールの使い方の紹介としてこの旅程から始めさせていただきます。
左上のカードが「出発地」ですので、「羽田」「hnd」などと入力して空港を確定してください。
空港を確定すると、空港名の右上に Zone とエリアが表示されます。これが表示されていない場合は正しく入力されていないので、再度候補から選択するか、選択ダイアログから選択してみてください。
次に左下のカードが「帰着地」ですので、ここにも「羽田」「hnd」などと入力して空港を確定してください。
次に右端のカードが「目的地」ですので、ここには「ロンドン」「lhr」などと入力して空港を確定してください。
ちなみに、「ロンドン」と入力した場合は候補がいくつか出てくると思います。「ロンドン」は複数の空港を含むので、いくつか候補が出てきてしまいます。「lhr」の場合はロンドン ヒースロー空港を直接指定できます。
ここまでの入力で、以下のような画面になったと思います。出発地、目的地、帰着地が入力された状態になっていることを確認してください。
これで旅程の入力はできたので、判定してみます。右上の「ルートを検証する」ボタンを押してみてください。
検証結果が表示されたと思います。この旅程は成立することが確認できました!おめでとうございます!
海外での乗り継ぎを行っていないので Zone 1-A 発着のマイル数が必要になります。
おすすめ機能
ツールには旅程を保存する機能があります。旅程を保存しておくとあとで色々試したいときに便利です。
「ルートを検証する」ボタンの左にあるボタンを押すと保存ダイアログが表示されます。

3文字の空港コードがさっと入力できるようになるとかっこいいですよね。旅慣れている感じがしてステキです。
羽田→ロンドン(オープンジョー)パリ→羽田
目的地の往路到着地と復路出発地が異なる場合、オープンジョーと呼ばれる旅程になります。
先程の目的地のカードの中に「オープンジョー」というチェックボックスがあるのでチェックしてください。
復路出発地が入力できるようになりますので、「パリ」「cdg」などと入力して空港を確定してください。
「パリ」と入力すると「ロンドン」と同じく候補がいくつか出てきます。「cdg」の場合はパリ シャルル・ド・ゴール空港を直接指定できます。
空港が入力できたら以下のような画面になっていると思います。
「ルートを検証する」ボタンを押してもらうと、この旅程も成立することが確認できます。
こちらも海外での乗り継ぎを行っていないので、Zone 1-A発着のマイル数となります。

もし実際にこの旅程を発券する場合、ロンドンからパリへの移動は自分で手配する必要がありますので気をつけてください。
鉄道でもいいですし、ドーバー海峡を渡る船旅もありなんですかね。レンタカーを乗り捨て利用でも良いかもです(車道の右側通行、左側通行が入れ替わるので怖そうですが)。
この旅程のポイント
目的地でオープンジョーとなる旅程を作りたい場合、往路到着地と復路出発地が同じエリアに属している必要があります。
ツール上でもエリアを表示しているので、確認してみてください。
羽田→デリー→ロンドン(オープンジョー)フランクフルト→シンガポール→成田
はい、乗り継ぎを加えることでだいぶ複雑な旅程になってきました。
まずは目的地を意識していただきたいのですが、この場合は「ロンドン」が目的地になります。そこからのオープンジョーで「フランクフルト」ですね(逆でも大丈夫です)。上の例の旅程の「パリ」を「フランクフルト」に変えてください。なぜロンドン(もしくはフランクフルト)なのかは次の例で説明しますが、今はこの旅程ではロンドンなんだと理解していただければと思います。
次に往路の乗継地として「デリー」です。ここは「乗継地」として旅程に組み込みます。往路の乗継地としてカードを置くことができる場所は5箇所あります。
ただし、使えるのは最大3個所までです。往路、復路とも国内で1回、海外で2回乗り継ぎが行えるためです。
カードを置く場所に制限はありません。分かりやすさのために外側(2枚の列)を海外、内側(3枚の列)を国内の乗継地と考えていただくとよいかと思います。
往路は左から右、復路は右から左にカードを並べた順に訪問するように旅程を組み立てますので、カードを並べる順番は意識するようにしてください。
今回は往路も復路も1箇所だけの乗り継ぎなので、往路復路ともカードを置く場所はどこでもよいです。
適当にカード置き場をクリックしてもらうとカードが出現しますので、「デリー」「del」などと入力して空港を確定してください。
復路も同様に乗継地として「シンガポール」「sin」などと入力して空港を確定してください。
入力が終わると、以下のような画面になると思います。
「ルートを検証する」ボタンを押してもらうと、この旅程も成立することが確認できます。
だんだん変態に近づいてきましたね。海外での乗り継ぎを行っているので、Zone 1-B発着のマイル数が必要になります。
この旅程のポイント
乗り継ぎは往路、復路とも国内1回、海外2回の計3回までです。それを超える乗り継ぎはエラーとなります。
このツールではカードを置ける数を制限しているので、乗り継ぎ回数がルールを超えることはありません。
東京→バンコク→カイロ→ロンドン→フランクフルト→東京
さて、次の旅程です。
これまで「羽田」「成田」という具体的な空港名を指定していましたが、今回は「東京」「tyo」を使用します。
この指定の場合、「羽田」「成田」どちらでも良い、という指定になります。
「東京」「ロンドン」「パリ」「ニューヨーク」といった複数空港を束ねる名前を「都市コード」と呼びます。
具体的な空港ではないため、実際の旅程では具体的な空港に置き換わります。置き換えはANAの予約システムが行ってくれるので、利用したい空港を選択してください。
さて、ではこの旅程の目的地はどこでしょうか?
この中ではロンドンが一番遠そうなので、ロンドンを目的地にしてみます。
往路で2回乗り継ぎをしています。「バンコク」「カイロ」2つのカードを作って左から並べてください。
目的地には「ロンドン」を指定してください。
復路はフランクフルトで乗り継ぎですので、1つカードを作って「フランクフルト」を指定してください。
出発地、帰着地には「東京」を指定してください。入力が終わると以下のような画面になると思います。
それでは「ルートを検証する」ボタンを押してみてください。
エラーになりました。何が問題だったのでしょう?
検証結果を見てみると、「出発地からの必要マイル数が最大となる都市が目的地となっていません(該当: CAI)」と表示されていると思います。つまり、目的地を「カイロ」にする必要があった、ということです。目的地は「距離的に遠いところ」ではなく「必要マイルが一番多いところ」です。この都市の中では「カイロ」が一番必要マイルが多いので、「カイロ」を目的地にする必要があります。
もう一つ「往路の経由地(CAI)へのマイル数が目的地(LHR)へのマイル数を超過しています」というエラーも表示されています。この旅程では目的地よりも必要マイルが多い都市で乗り継ぎを行おうとした(つまりは目的地の指定が間違っている)ということでもあります。一つ一つ修正していきましょう。
では、正しい旅程になるように旅程を組み替えましょう。
まず、カイロのカードを目的地にドラッグ&ドロップしてください。ロンドンのカードと入れ替わったと思います。
次にロンドンを復路に持っていきたいので、復路側の領域にドラッグ&ドロップしてください。
復路側に「ロンドン」を持っていったときに、「フランクフルト」との位置関係が重要になります。復路は右から左に訪問するので、ロンドンのカードが右側に来るように配置してください。
組み替えた旅程は以下のような画面になっていると思います。ロンドンとフランクフルトはさらに位置を変えていますが、ロンドンが右、フランクフルトが左にあれば大丈夫です。
では、組み替えた旅程で成立するか「ルートを検証する」ボタンを押してみてください。
無事成立することが確認できました。
当初エラーが2つ表示されていましたが、目的地の設定を修正するだけで他のエラーも解消されました。
必要マイルはぐっと上がってエコノミークラスで100,000マイルとなっています。カイロはZone 8(アフリカ、中東)なので必要マイルが多くなってしまいます。
試しに、ロンドンとフランクフルトの訪問順を入れ替えてみてください。それでも旅程は成立します。問題ありません。
この旅程のポイント
「目的地」とは「必要マイルが一番多いところ」です。ANAのページでは「出発地からの必要マイル数が最も高い地点を目的地とします。」と書かれていますが、ちょっとわかりにくいですよね。
目的地となる都市を旅程の最初の方に入れると、後半の乗り継ぎ回数がルールを超えてエラーになる、というのが良くある間違いです。
東京→シンガポール→福岡→バンコク→イスタンブール→北京→関空→台北→東京
往路、復路とも国内の乗り継ぎを1回、海外の乗り継ぎを2回使った最大8区間の旅程です。
さて、目的地はどこにすればよいのでしょうか?このツールで順番に入力していくと必然的にイスタンブールになるようになります。
ただ、「必要マイルが一番多いところ」であることは理解して進めてください。
あとは往路を左から右に「sin」「fuk」「bkk」、往路を右から左に「pek」「kix」「tpe」と入力して空港を確定してください。
実際のところ、bkk、tpe は都市コードですが気にしなくて大丈夫です。
では、「ルートを検証する」ボタンを押してみてください。こんなに行ったり来たりしている旅程でも、ちゃんと成立します。
ANAのルールに沿っているからです。問題ありません。必要マイルはイスタンブールがある Zone 7までの単純往復マイルと変わらないですが、8便に搭乗することができます。
この旅程のポイント
だいぶ変態になってきました。
こんなに複雑で海外から日本に戻ってまた海外に行くような旅程でも、ANAのルール内ですのでちゃんと成立します。
さらに、この旅程は記事作成時点では全て直行便があるので、空席さえあれば予約可能です。イスタンブール旅行の前にシンガポールに立ち寄ってムルタバを食べ、マーライオンを見て福岡へ。
福岡でモツ鍋を食べたらバンコクへ移動してタイ料理に舌鼓。その後イスタンブールで数日滞在して、北京乗り継ぎで関空へ。粉ものをいくつか食べたら台北へ移動してストップオーバー。台湾を楽しんだら東京へ帰る、って感じでしょうか。夢が広がります。
ビジネスクラスを確保できれば最高ですね。
東京→ホノルル→ロサンゼルス→シカゴ→ニューヨーク→ワシントンD.C.→東京
次はアメリカ方面を確認してみます。アメリカをぐるっと半周するの6区間の旅程です。
さて、この場合の目的地は…はい、シカゴですね。国外の乗り継ぎ2回という条件を当てはめると往路はホノルル、ロサンゼルスが乗継地、復路はニューヨークとワシントンD.Cが乗継地になります。
この順で入力して「ルートを検証する」ボタンを押してみてください。問題なく成立することが分かります。
ただ、この旅程の場合目的地の条件である「必要マイルが一番多いところ」は実はロサンゼルス、ニューヨーク、ワシントンD.C.いずれも条件に当てはまります。
ですので、シカゴも含めて4つの都市をどれでも目的地に設定することができます。
試しに、カードを入れ替えて「ルートを検証する」ボタンを押してみてください。4つのうちどの都市を目的地にしても問題ないことがわかると思います。
これもANAのルールに沿っているからです。問題ありません。この旅程でも必要マイルは Zone 6 までの単純往復マイルと変わりません。
この旅程のポイント
目的地となりうる都市がいくつかある、というケースです。「必要マイル数が同じ」であれば、それらはどれでも目的地になり得ます。
東京→ホノルル→名古屋(ストップオーバー)→ロサンゼルス→東京
ストップオーバーとは、目的地以外で長期間滞在することをいいます。
ANAの「複数都市・クラス混在」の旅程では、往路もしくは復路で1回だけストップオーバーすることができます。
例えばこの旅程は、ホノルルに24時間以内だけ滞在して名古屋に帰国し、ストップオーバー。数カ月後に名古屋からロサンゼルスを目的地に出発し東京へ戻る、という弾丸旅行1回、旅行1回の2回旅行が楽しめる旅程になっています。
ストップオーバーを海外で使えば、2つの都市で長期滞在できる旅程を作ることもできます。
名古屋を外してホノルルに10日、ロサンゼルスに10日という旅程にすることもできます。
これまで説明してきませんでしたが、各カードには「滞在」という項目があります。ここは各都市で何日過ごしたいかを入力してもらう場所になっています。
ツールとしては0は短時間の乗り継ぎ、1は24時間以内の乗り継ぎ、それ以上は滞在日数として扱います。2日以上の滞在の場合、カードの表示も「乗継地」から「ストップオーバー」に変わります。
「ルートを検証する」ボタンを押してもらうと、この旅程も成立することが確認できます。この旅程で必要なマイルは Zone 6の単純往復と同じです。
複数の都市を巡る旅程を作成したときに、例えばどの都市でも5日づつ過ごしたいという旅程を作ってしまうとANAのルールに反するのでエラーとなります。
試しにアメリカ半周の旅程などで試してみてください。
この旅程のポイント
この旅程はルール上は成立するのですが、残念ながらホノルル→名古屋間、名古屋→ロサンゼルス間ともにスターアライアンス便では直行便がありません。
ルールを満たしていても、直行便がなければその旅程は結局成立しません。
一般公開版では直行便チェックはできませんが、全機能版であれば可能ですので、ルールを満たしたうえで直行便がある旅程を作ることができます。
記事の下の方で補足させていただきます。
日程確認
出発地のカードで出発日を設定すると、それ以後のカードに日付が設定されるようになります。滞在日数に応じて設定されるので、概ね何月何日にその都市を出発するかがわかるようになります。
ただ、移動時間や時差を考慮していないので、目安程度と考えてください。
全機能版でできること
全機能版はもう少しできることが多いので、紹介させてください。ただ、だいぶマニアックな機能なので、よほど凝った旅程を作ろうとしない限りは一般公開バージョンで十分だと思います。
乗継地での地上移動 : 東京→ロサンゼルス(車)シカゴ→ニューヨーク→デンバー→メキシコ→東京
ロサンゼルスとシカゴの間を車で地上移動としてみました。
そう、有名なルート66をドライブしようという計画です。その後はぐるっとアメリカを回ってメキシコに入り東京に帰るという旅程です。
ヨーロッパもドライブや列車など移動手段がいくつもあるので、それらを利用しつつ長距離移動は飛行機で行うという感じで旅程を作ると面白いと思います。
この旅程もちゃんと成立します。問題ありません。この旅程で必要なマイルは Zone 6の単純往復と同じです。
この旅程のポイント
地上移動は24時間以内に移動できるのであれば乗り継ぎで処理できますが、24時間以上かかるようであればストップオーバーにする必要があります。
ロサンゼルスとシカゴの間を車で24時間で移動するのはかなり難しいと思うので、ストップオーバー必須です。
ただ、車ではなく飛行機で移動するのであれば24時間以内に移動することも可能だと思います。例えばこの区間を飛んでいる特別な飛行機に乗りたいとか、そういうときに旅程に隙間を作ることができます。
航空会社選択:東京→ハノイ→ミラノ(オープンジョー)フランクフルト→ホーチミン→東京
ベトナム航空を利用してヨーロッパへ行く話は他の記事で紹介しています。
この旅程を組むときに気をつけなければならないのは、「ベトナム航空のみ」で旅程を作らなければならないことです。
ベトナム航空はANAの提携航空会社(マイレージ提携)という位置づけで、ANAのマイルで特典航空券を発券できますが同一航空会社の利用に限る、という条件がつきます。
全機能版では利用する航空会社を選択できます。その機能と直行便確認機能を組み合わせると、例えば「この旅程でベトナム航空が飛行機を飛ばしているか」を確認することができます。
ちなみに、この旅程は全てベトナム航空が飛行機を飛ばしているので、成立します。出発地以外の全てのカードで「✅️VN」という表示がされているのが見えるかと思います。
これはベトナム航空の便が飛んでいることを表しています。
ベトナム航空を例に挙げたのは、ANAのWebサイトで予約が可能だからです。
旅程を組めば、オンラインで予約可能です。
エティハド航空も同様です。
その他の提携航空会社はANAに電話する必要があるため空席の確認が面倒ですが、その分競争も少ないはずです。先に旅程をいくつか作って候補を用意しておけば電話でのやり取りもスムーズになるかと思います。
また、スターアライアンスの中でも航空会社を選択できます。「この航空会社の飛行機に乗りたい」「乗りたくない」という選択ができます。
この旅程のポイント
ANAの提携航空会社(マイレージ提携)利用の場合、その航空会社だけで旅程を作る必要があります。つまり旅程に入れられるのはその航空会社が直行便を飛ばしている都市だけということになります。
flightsfrom.com というサイトでは、航空会社を絞り込んでどこに飛行機を飛ばしているかを表示してくれる機能があるので、事前に調べておくのが良いと思います。
海外発着 : ロンドン→イスタンブール→デリー→シンガポール→マレ→デリー→フランクフルト
ロンドン発でアジアを回ってフランクフルトに帰る旅程です。出発地と帰着地がオープンジョーになっています。
これもANAのルール内です。問題ありません。
Zone 7と Zone 4間の移動に必要なマイル数なので、見慣れないマイル数になっていますね。
この旅程のポイント
海外発着の場合、気になるのは「国内1回、海外2回」の乗り継ぎの扱いです。
これは「日本国内1回、日本以外の海外2回」と考えるのが良いです。
この旅程のように、イギリス出発の場合に国内=イギリス、海外=イギリス以外となるわけではありません。
直行便チェック : 東京→ホノルル→名古屋(ストップオーバー)→ロサンゼルス→東京
上でもご紹介しましたが、この旅程は、ANAのルール上は成立します。問題ありません。
ただし、ホノルル→名古屋間と名古屋→ロサンゼルス間にはスターアライアンスの直行便がありません。
ですので、ルール上は成立しますが、直行便がないのでツールとしてはエラーとなります。
「ルートを検証する」を押してもらうと、エラーとなります。直行便チェックが有効な場合は、直行便が存在しないときに「航路チェック」というエラー項目が追加されます。
この旅程のポイント
別の例でも出ましたが、都市間に直行便がなくてもANAのルール上は問題ない旅程が作れます。
直行便がないので実際には成立しないという扱いです。
直行便チェックって便利だと思いませんか?
ANAのWebサイトで空席確認する際のアドバイス
旅程が確定したら、ANAのWebサイトで空席を探すわけですが、その際に気をつけてもらいたい点があります。
直行便だけを選ぶ
「複数都市・クラス混在」で検索を実行すると、区間ごとに空席を検索して提示してくれます。
このとき、直行便、乗り継ぎ便が混在して表示されます。すでに想定している旅程がある場合、乗り継ぎ便を選択してはいけません。
乗り継ぎ便を選択すると、旅程が変わってしまいます。乗り継ぎ回数がルールに収まらなくなったり、出発地に戻ってしまったりしてルールに違反してしまうことがあります。
直行便が見つからなかったら諦めて日程を変更するぐらいの感覚で良いと思います。
ANAのシステムは旅程全体を見て最適な便を提案してくれているわけではなく、ただこの区間で空席がある便を表示しているだけです。表示されたものが全てルールを満たす選択になるわけではないことに注意してください。
出発日時を確認する
「複数都市・クラス混在」の検索画面では、区間ごとに便を選択していきます。
その際、前の区間の到着が何日の何時で、この区間の出発が何日の何時かを常に確認してください。
目的地やストップオーバーの都市を除き、乗継地での滞在時間は最大24時間です。これを超える乗り継ぎを選択してしまうとストップオーバー扱いとなり、意図しないストップオーバーをしてしまうことがあります。予定していたストップオーバーがあるなら複数都市でストップオーバーすることになり、ルールに違反してしまいます。
ANAのシステムは旅程全体を見て乗継地の滞在時間が24時間になるような便だけを提案してくれているわけではありません。
想定したとおりに乗継地では乗り継ぎ、ストップオーバーしたいところでは複数日滞在できるように、目的地にも複数日滞在できるように日程や時間を選択するのもユーザに任されています。想定通りの旅程になるよう、適切な便を選択してください。
ANAシステムの動作予想
ANAのシステムは、全区間の便が確定した後に、それ旅程がルールに合致しているかを確認していると思われます。
つまり、全ての区間の便を選択した後でないとエラーになるかどうかもわからないということになります。
すべての区間で便を選択できても、最後にエラーになるとがっかりしますよね。それをできるだけ防ぐためのツールが「イレブンポイント ルートプランナー」なのです。
使い分け方がなんとなく分かっていただけたでしょうか。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ぜひこのツールでいろいろな旅程を検討して、成立した旅程でANAのWebサイトに入力し希望の日程で空席があるかを確認してみてください。
なんならそのまま発券して旅行に行っていただけると作った甲斐があるというものです。
このツールの使い方については上で紹介した例を実際に入力して動かしてみてもらえればほぼ分かると思います。あとは旅程保存ボタンぐらいかなと思います。
わからない所があれば、Xやこのページへのコメントで連絡いただければ分かる範囲で回答します。
最後にもう一度イレブンポイントのオンラインサロンについて紹介させてください。
私もこれまで2回オフ会に参加したり、月一のオンライン懇親会に参加させてもらったりしています。
参加者の皆さんは全員が飛行機旅を楽しんでいる方ばかりで、色々な話が聞けて楽しいサロンです。
変態発券をして旅行を楽しんでいる方はもちろん、世界一周を何度もされている方がいらしたり、クレカに詳しい方がいらしたり、過酷なチャレンジに挑戦して達成されている方がいらしたり本当に様々です。変態発券も楽しいですが、飛行機旅を楽しんでいる仲間が増えるのがなによりも楽しいです。
変態発券したことがなければ人権がない、というようなことは一切ありませんのでご安心ください。
ご興味ある方はぜひ「イレブンポイント オンラインサロン」へご入会ください。
私は一会員でしかありませんが、オフ会でお会いできれば嬉しいです。
よろしくお願いします。
