2023年 JGC修行レポート 旅程C 羽田⇔ソウル
ついついやってしまったJGC修行。その旅程を残しておきたいと思います。
先日完了した旅程Bに続いて、旅程Cです。再び日本でのストップオーバーを終えて、ソウル行きからスタートです。
先日公開した旅程の中の、赤線枠の部分です。
いよいよ修行も最終段階です。
とはいえ、旅程Bまでで累積FOPは50,000を超えているので、修行は解脱しています。
なので、これ以降は飛ぶ必要はないのですが……残りのチケットを捨てるのは航空会社との契約的に良くないと聞いていますし、せっかくの海外旅行?の機会を逃すのももったいないので、ちゃんと飛ぶことにします。そもそも、捨てる気であればもう少し安くなる日程でチケット確保します(木曜日は祝日でした)。
旅程Cに関しては往復とソウル滞在を1回で書ききりたいと思います。
旅程Bの終了とと旅程Cの出発は同じ週ですので、あまり時間がありません。この短い期間でJMBサファイアになれるのかが非常に気になります。
先ほども書きましたが、修行的にはすでに解脱している身、木曜日の便を平会員として飛ぶのか、JMBサファイアとして飛ぶのかで快適度が大きく変わりそうです。
日曜朝から木曜日までのほぼ4日で、ステータスは反映されたのか
結論から書くと、反映されました。
何なら、火曜日の深夜には反映されていました。
土曜日の出発時刻(タイ時間22:05、日本時間は日曜日0:05)を考慮に入れても2日ほどで反映されたことになります。
火曜日、深夜1:33のスクショです。
FOPが計算と異なっているのは御愛嬌ということで、大勢には影響ありません。ちなみに、このFOPには初回搭乗ボーナス加算済みです。
無事JMBサファイアになれたので、木曜日の搭乗では以下のことが可能になりました。
- 搭乗手続きカウンターでJGCカウンターを利用可能
- 空港ラウンジを利用可能
- 優先搭乗が可能
羽田なので搭乗手続きはオンラインチェックインで良いので特にメリットはないとしても、残りの2つはメリットがあります。
特にラウンジの利用が可能なら、空港での快適度が大きく変わると個人的には思っています。
また、優先搭乗もちょっと嬉しいです。ただ、ここまでの修行の中でビジネスクラス利用時に優先搭乗でグループ2に並んだ時にはこんなふうに思いました。グループ2の中で早く搭乗したほうが快適だけど、そのためには早く並ばなければならないというのはちょっと本末転倒だなと。
でも、エコノミー利用でグループ2の場合は、グループ2の搭乗が終わるあたりに席を立って搭乗すれば、エコノミーの中では早い搭乗となるので、むしろストレスが少ないなと思います。なので、優先搭乗にもメリットはありそうです。
とはいえ、メインはJMBサファイアとしての初めてのラウンジ利用になりますね。
出国前に搭乗カウンターへ
実は、今回もビジネスクラスへのアップグレードを申し込んでいました。駄目なら駄目と連絡が来るものと思っていたのですが、当日空港に着いてもアプリには「アップグレードのキャンセル待ちです」と表示されたままでした。
そして、別のツールでまだ空席があることも確認していました(正確には、座席指定されていない席がある、なので、チケットは販売されている可能性があるのですが….)このツールによると、D13とG13が空いているし、G8とK13がBLocked(空いてはいるが指定できなくされている)となっているようでした。
なので、カウンターに寄って状況を確認しようと考えました。
その結果は「満席で、アップグレードはできませんでした」というものでした。残念です。
まぁ、ダメ元だったので気持ちを切り替えて、ラウンジ巡りを楽しむことにします。
早々に出国して、ラウンジを目指します。祝日なので混んでいるかと思いきや、時間が良かったのか空いていました。FAST TRACKは使えなくても出国まで10分ほどでした。
JMBサファイアでお邪魔するキャセイパシフィックラウンジ
またか、と思われそうですが、最初にお邪魔するのはキャセイパシフィックラウンジです。
今回はアプリでワンワールドサファイアであることを提示しての入室になります。
※念の為補足しておくと、JMBサファイアになるとワンワールドサファイアの資格も手に入ります。
今回も空いていて快適です。前回、前々回にお邪魔したときに比べると利用者数は多いですが、それでも荷物を預けるロッカーも選びたい放題です。身軽になってから早速ダイニングコーナーへ向かってオーダーを済ませます。
今回も、フレンチトースは外せません。麺類は酸辣湯麺をお願いしてみました。
フレンチトーストは間違いない味、酸辣湯麺も美味しかったです。
ちなみに、この時間帯の提供メニューは下の写真のとおりです。
お腹が少し満足したところで席を移動します。
窓際の席を確保して、食事の時は我慢したアルコールを貰いに行きます。まぁ、私はだいたい泡と決まっているのですが、他にも目移りするほどメニューは充実しています。
修行もこれで終わるので当面キャセイラウンジに来る予定がないということもあり、こちらのコーナーでいただけるものをできるだけ楽しんでみよう!ということで色々もらってきました。
オードブル類のチーズやハムやきのこのマリネに始まり、あんみつやプリンといったデザートまで、どうするつもりだというラインナップです。
これらをお供にラウンジが閉まる17時前ぐらいまでゆっくり過ごさせてもらいました。
窓際の席から見たパノラマはこんな感じです。窓が大きいので眺めが良いですよね。搭乗前の旅行気分も盛り上がります。
名残惜しいですが、ラウンジが閉まってしまうのでJALのサクララウンジに移動します。
JMBサファイアでお邪魔するJALサクララウンジ
この修行中で、羽田のJALサクララウンジは今回が2回目の利用です。キャセイは3回です。前回のソウル→羽田→バンコクの乗り継ぎは時間が短かったのでキャセイラウンジだけにしたのでした。
羽田のサクララウンジは4階のサクララウンジと5階のサクララウンジ SKY VIEWの2つがあります。5階のラウンジは7:00~12:00と18:00~23:00のオープンなので、5階が開くのを4階で待つという作戦で行きます。
というわけで、4階ではコーヒーとおつまみで時間を潰します。
18時になったので5階へ移動します。オープン当初は利用者も少なく、ガラガラです。かなり広いスペースが確保されているので、ゆったり利用できそうです。食事や休憩など過ごし方に合わせて最適の座席が選べそうでした。
で、サクララウンジといえばのカレーとフィッシュ&チップス、それにビールで夕食にします。この時点ではエコノミークラスの食事には期待していなかったので、できるだけラウンジで食べようと思っていました。
食事も終わって少し休んだら搭乗時間が近づいていたのでラウンジをあとにしました。
日本航空 95便 ソウル行き
搭乗口にはすでに人が並んでいました。そしてそうです、バスゲートです。沖止めです。前回と同じですね。優先搭乗なにそれ案件です。
グループ2の最後のあたりで乗り込んだら、2台目のバスがすぐ一杯になったので移動となりました。乗降口近くだったのでいいポジションでバスを降りることができました。
今回飛行機は撮りそこねました。
こちらが今回お世話になる席です。窓際が確保できました。シートは JAL SKY WIDER ですね。
膝の前はやや余裕がありました。エコノミークラスとしては広めではないかと思います。
飛び上がった機体は一路ソウルを目指します。左手に夢の国が見えました。
飛び立って40分ほどで夕食が配られました。各自紙袋に入った何かを受け取りました。この時点では全然期待していませんでしたが、結構どっしりしていました。
袋を開いて中身を並べてみました。ロースカツサンドにスムージー、スナックが出てきました。水は別に配られたものです。
ラウンジでそれなりに食べてはいましたが、ロースカツサンドが思っていたより美味しくてあっという間に平らげてしまいました。そこにスムージーを追加で流し込むとお腹にどっしり溜まって満腹感が出てきます。スナックは食べずに持ち帰りました。これでお腹は十分満たされました。
軽食でしたが、満足感は高かったです。
機は無事に金浦空港に到着
はい、無事に到着しました。写真が全然ありません。
機を降りると、イミグレから一番遠いゲートでした。とはいえ空港がコンパクトなのでイミグレにはすぐ着いたのですが、入国手続待ちの行列ができていて、入国まで30分ほどかかりました。ビジネスクラス用のFAST TRACKはありませんが、ビジネスクラス搭乗の場合は早く機から降りられる分、早く入国することができるんだなと良くわかりました。
入国してしまえばつい先週と同様に地下鉄に乗り、宿泊先のホテルを目指します。
宿泊はアロフト・ソウル江南
今回の宿泊先はアロフト・ソウル江南にしました。できるだけ異なるブランドのホテルに泊まろうというマリオットのキャンペーンに乗せられた結果です。
あと、比較的安かったのも理由の一つです。
自分はマリオットプラチナではあるのですが、それとは別に自力でプラチナの条件を達成すると年間チョイス特典がもらえるので、今回の修行ではそのための宿泊数積み上げも行っていました。このアロフト滞在で50泊を達成したので、無事チョイス特典を受け取ることができました。
年間チョイス特典は5泊分のスイートナイトアワード(今はナイトリーアップグレードアワード)を選択しました。これは2024年の夏休みの滞在に使う予定です。
ちょっと話がそれましたが、その50泊達成のためのアロフト宿泊です。
部屋の様子は以下のような感じです。
部屋の中から入口を撮影してみました。入口入って右手が水回り、左側がクローゼットです。
水回りは洗面台とシャワー、トイレがあります。バスタブはありませんでした。
入って左手のクローゼットには、無料のコーヒーセットなどがあり、下に冷蔵庫があります。
ベッドは一人で寝るには十二分の大きさです。
ベッドの正面にはテレビが埋め込まれていました。
窓は縦長のものが2つで、開けられなかったと思います。
すでに深夜でしたので、シャワーを浴びて寝ることにします。
朝からソウルの街を徘徊&食事
朝を迎えました。
夜は暗くて見えませんでしたが、陽の光の中で外を見ると、漢江を見ることができました。
今回ソウルで食べたい料理があったので、ホテルの朝食をスキップして、早朝から営業しているというお店にやってきました。
カンジャンケジャンのお店、オダリチブ 江南店です。ホテルの最寄駅チョンダムからヨッサムドンまで移動しました。乗り換えが二回あってドキドキでしたが、迷うことなく到着できました。
この時点で 9:44 、営業しているはずなのですが明かりもついておらずまだ開いていない雰囲気でした。なので近くを1時間ほどウロウロしてしまいました。
戻ってきてみても様子が変わらなかったので、思い切って二階に上がってみたら、お店は準備中のような様子でしたがお客さんが入っていたので自分も入れてもらいました。実は9:44の段階でも開いていたみたいですね。余計な時間を使ってしまいました。
で、もちろん注文したのはカンジャンケジャン。渡り蟹の醤油漬けです。
確かMサイズ以上を注文するとエビも付いてくるというのでそれを注文した気がします。他の小皿はスープと卵焼きを含めてすべてセットです。
食べてみた感想は、美味しかったけど、まぁこんなものか、というものでした。もともとカニ大好き!というわけでもなく、しかも初心者には食べづらい料理だったこともマイナスだったかなと思います。とびっこと韓国のりのご飯はわかりやすい食べ物だったので美味しかった記憶があります。
思いがけず時間を使ってしまったので、急いでホテルに戻って帰国の準備をします。
ちなみに、外から見たアロフトはこんな感じでした。
インチョン空港まで移動
ホテルをチェックアウトして、インチョン空港へ向けて移動を開始します。
今回はソウル駅から空港鉄道 A’REXでインチョンへ移動することにします。
まずは地下鉄でソウル駅を目指します。ソウル駅に付いたらA’REXの駅で空港行きのチケットを購入するのですが、残念なことに1時間ぐらい先のチケットとなってしまいました。
仕方ないのでそれを購入して、時間までソウル駅周辺を散歩してみました。
外からソウル駅見ると、何となく東京駅の面影がある気がします。とはいえ、現在は近代的な駅が使われていて、これは旧駅舎だそうです。
駅前ではおじさんおばさんの団体が謎にカラオケで歌っていました。あれは抗議集会なんでしょうか?ただのエンタメなんでしょうか?謎は深まるばかりです。
そうこうしているうちに時間になったので A’REXのホームへ向かいます。地下深いところにあるので移動中不安になってきますが、問題なくたどり着けました。
インチョン駅に到着したのは15時頃でした。最後にチュクミ(イイダコとソースと、ネギ、キャベツ、タマネギ、ニンニク、トッポギと一緒にグツグツ煮込んだ鉄板料理のことらしいです)を食べてみたかったのですが、時間がないので諦めました。
空港ロビーに上がるまでのところで、巨大な広告がお出迎えしてくれました。
搭乗前にアシアナラウンジ
出国はオンラインチェックインしてQRコードで行いました。問題なく出国できたので良かったです。
出国後はアシアナラウンジに向かいました。ラウンジ入口の自動改札でQRコードをかざしてみましたが入ることができず、結局ANAのラウンジカードを提示して入れてもらいました。念の為ラウンジカードを持ち歩いていて良かったです。
ラウンジは広くて空いていましたが、ミールもドリンクも今一つで、ちょっとだけ食べ物をもらってあとは時間が来るまでゆっくり過ごしました。
今見ても食べる気がなさそうなセレクションです….
ラウンジには一人でゆっくりできそうな椅子もあったので、こういう椅子を利用してみるのも良いかもしれません。
おみやげを買いたかったので少し早めにラウンジを出て、空港内をウロウロしました。ウィングを往復するぐらい歩きましたが、お手軽なお土産を売っているのはコンビニぐらいしかなかったので、そこで適当にお菓子やインスタントラーメンを購入してお土産としました。
ところで、昔インチョンを利用したときにレストランのメニューなどにおかしな日本語が使われていたものですが、そういうものはすっかりなくなっていました。交流が進むと理解が進んでそういうものは自然と消えていくのでしょうが、ちょっと残念な気もしてしまいます。
搭乗前の呼び出しからの…..ヤ・ラ・レ・タ
お土産も購入したので、ゲート近くの待合室で搭乗を待つことにします。
これが今回搭乗するエチオピア航空672便です。
待っていると、自分を呼び出すアナウンスが聞こえてきました。まさかのアップグレードか?と思いゲートまで行くと、単に紙のチケットを発行するということで新たに紙のチケットを受け取りました。このときにちゃんと確認しておけばよかったのですが…..
搭乗時間になり、何故か自分はグループ1で搭乗することができました。スタアラゴールドの人が少なかったのでしょうか?
それはさておき、席に到着してみると、窓際3席の真ん中になっていました。航空券予約時には別の列の窓際席を指定していたはずなので、先程紙のチケットになったときに座席も変更されたものと思われます。
予約クラスはQとかなり低いとはいえ、スタアラゴールドなので変な目には合わないだろうとタカをくくっていたのですが、やられちまった感じです。
いまさらクレームするのも面倒だったので、そのまま受け入れることにしました。とはいえ、あまりのショックでシートの写真を取るのを忘れていますね…
機内食はそれほど悪くなかったですが、ビールは冷えていなくてこちらも残念でした。エチオピアビールだったらまだ良かったのですが…..
機は無事に成田に到着し、ついに修行は完結しました。
スカイライナーで都内に帰ります
成田からはスカイライナーで都内に帰りました。3年ぶりの成田からのスカイライナー利用でしたが、チケット購入窓口にインバウンドの人が多く並んでいてびっくりしました。係の人も英語をベースに日本語も話せる人が座っている感じでした。まぁそのほうが良い、というくらいインバウンドが多いんでしょうね。
金曜の夜だったこともありスカイライナーとその先の電車は混んでいましたが、無事自宅に到着できました。
これで長かった修行もほんとうの意味で完結です。
修行を許してくれた家族にはお礼の言葉しかありません。いつかワンワールド系の飛行機で羽田からどこかへ出かけて、キャセイラウンジを体感させてあげたいと思っています。
蛇足
そういえば、これで自分は
- スターアライアンスゴールド
- ワンワールドサファイア
- スカイチームエリートプラス
と三大アライアンスすべてのエリート資格を持っている状態となりました。自分で言うのもなんですが資格マニアみたいですね。
スターアライアンスゴールドとワンワールドサファイアはSFCカードとJGCカードのお陰で維持の目処が立っていますが、スカイチームの方は2025年1月に失効の予定です。それまでは良い気分でいられそうです。
ではでは。