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ANAマイルでお盆休み用のベトナム航空特典ビジネスクラス3席を確保した話

ゆる~くです。2025年のお盆休みはベトナム旅行の予定です。

家族3人、ベトナム航空のビジネスクラスで飛ぶ予定です。

このチケットを確保するまでにはいくつか壁がありました。今回は私がどの様にしてこのチケットを確保したかを書いてみたいと思います。

必要マイルと費用について書き忘れていたので、追記しました!

ざっくり書くと、こんな感じです

最初にまとめ的なものを書いておきたいと思います。

ベトナムに絞り込んでベトナム航空の特典航空券を狙うも、なんと2025年のお盆休みの355日前(2024年8月中旬)に開放されない!

ANAのWebサイトでオンライン予約できるようになったのに、これは想定外だ!

いつ開放されるのか、本当に開放されるのか、狙っているビジネスクラスの開放数は3人分あるのか、全くわからないまま月日は過ぎる。

9月、10月…

11月になってベトナム行きの特典航空券を諦めようとしたまさにその日、ようやく2025年お盆休み期間の特典航空券が開放された!

ここまで粘った自分を褒めてあげたい。まさに執念の勝利。

そして希望の日程でベトナム航空のビジネスクラスで家族3人分を確保することができた!けど、内容的にはちょっと足りない….

という感じです。もうちょっと色々あるのですが、それはこのあとの本文にて。

そもそも、なぜベトナムなのか?

我が家の海外旅行は、ビーチが絡むことが多いです。

誰一人として泳ぎが得意ではないのですが、ビーチの風景を見ながらまったりするのが好きなので、ビーチリゾートに行くことが多いです。あと、時差に悩まされたくないので東南アジア方面が多いです。

そこで今回の目的地として選んだのはベトナムのビーチリゾート、ダナンです。

ダナンはコロナ前から訪れたい旅行先の候補には入っていたのですが、他の有名リゾートを優先しているうちにコロナで行けなくなってしまい、ようやく今年順番が回ってきた、という感じです。

この選択には通貨安なども影響はしていますが….ダナンに行きたいからベトナム、なのです。

ダナンに行くならどこの航空会社が良いか

ダナンに行くならどこの航空会社が良いのか、色々検討しました。

大前提としてANAマイルで特典航空券を取りたいので、ANAとスタアラ各社とベトナム航空あたりが候補になります。

ダナンへの直行便があるのはベトナム航空のみで、成田から飛んでいます。今は関空からも飛んでいますが、チケットを取った頃は関空からの便は運休していました。

成田から飛んでいる直行便はナローボディー機で、ビジネスクラスのシートが古いとか装備が今ひとつという口コミが多かったです。

需要が高い時期には大型機になることもある、という情報もありましたが、コロナ前の話ですし機材変更に賭けるわけにもいかないので選択しませんでした。

他のベトナム航空便ではハノイ、ホーチミン乗り継ぎでダナンへ行くことができます。こちらのほうがメインになると思います。

ANAはダナンへの直行便はなく、ハノイかホーチミンでベトナム航空やベトジェットなどに乗り継ぐ形になります。

スタアラ各社は、例えばタイ航空だとバンコクでベトナム航空乗り継ぎ、シンガポール航空だとシンガポール乗り継ぎ、アシアナ航空だとインチョン乗り継ぎといった旅程が考えられます。ANAマイルだとシンガポール航空かアシアナ航空になります。

※ANAマイルでベトナム航空利用の場合は、全旅程ベトナム航空である必要があるため、バンコク経由は不可です。ついでにいうとANA便も同じ制限に引っかかります

ただ、シンガポール航空やアシアナ航空などではビジネスクラスを確保するのが難しいため、優先度は落ちます。

この中で一番良い選択肢だと思うのはベトナム航空を利用してハノイかホーチミンで乗り継ぎ、国内線もベトナム航空に乗ることです。これであればANAマイルでダナンまでの特典航空券を取ることができます。さらにベトナム航空はANAマイルで特典航空券を発券すると、なぜか燃油サーチャージが無料になるという特徴があります。これは旅費の面で非常に助かります。

以上のような理由でベトナム航空を第一候補として検討を開始しました。

便は羽田発を候補としました。これにはまた理由があって、ベトナム航空便でビジネスクラス利用であれば同じスカイチームのデルタ航空のラウンジ、デルタスカイクラブを利用することができるはず、だからです。

デルタ航空を含めスカイチーム便に乗る機会はなかなかなく、今後ラウンジを利用するチャンスもほぼないと思われるので、この機会になんとか利用できるようにしたいと考えました。

というわけで羽田発ハノイ経由ダナン行きのベトナム航空便でビジネスクラスを狙う方針が固まりました。

壁その1 : 電話で予約する必要がある

ダナン行きの検討を始めたのは2024年の春頃でした。この頃、ANAマイルでベトナム航空の特典航空券を取るにはANAに電話する必要がありました。

実は以前にもANAに電話してお盆休みのダナン行きのベトナム航空便を取ろうとしたことがあったのですが、その時は希望日の便は全て空席がなく、ハノイやホーチミン行きもない、という結果に終わりました。電話をかけたのは希望日の355日前ですが、なかなか電話が繋がらなかったので競争に負けたと思っていました。そして2024年の夏も同じ様に電話をしなければならないと思っていました。

この「電話しなければならない」もっといえば「希望の日程の355日前の朝9時丁度にオペレーターが予約操作ができるように電話をしなければならない」というのが結構な壁でした。

ところが素晴らしいことに2024年7月にANAのWebサイトでベトナム航空がオンライン予約できるようになりました。なんと壁が一つなくなりました。

もうこれは天の恵みとも言えるものでした。嬉しくて毎日検索して空席を確認していました。

検索を続けているうちに、気づいたことがありました。

「お盆休み期間の日本初ベトナム行きの便が開放されていないぞ…..」

壁その2 : お盆休み期間のベトナム航空の便が開放されていない

ツールを使って開放状況を調べられるようになったおかげで、色々なことが見えてきました。

  • ほぼすべての日程で開放されているが、連続して一週間ほど全く開放されていない期間がある
  • 開放されている日程では、割とビジネスクラスが3席空いている(これは良い兆候)

そして、2025年のお盆の日程が予約できるようになってきた頃、私は不安に苛まれていました。

「2025年8月2日分を最後に開放がピタリと止まった…」

そして希望日の355日前、空席を検索してみると…開放されていませんでした。不安が的中した形です。

やはり開放されているのは8月2日が最後でした。

念のため、デルタ航空のサイトでも空席を検索してみました。すると同じく8月2日を最後に空席が見つからないという状況でした。

つまり、何らかの理由でベトナム航空側が開放をしていないという状況のようでした。

これが壁その2でした。

これまで私が確保してきた特典航空券は、開放日になれば予約ができる航空会社ばかりでした。

ANA、タイ航空、シンガポール航空、みんな素直ないい会社でした。

※最近、タイ航空は素直じゃないみたいですが….

これらの会社のように、決められた開放日があり、その日がくれば自動的に開放されるものと思っていたのですが、どうやらベトナム航空は違うらしい、というのがこの時分かりました。

余談ですが、以前355日前に電話した時に空席がなかったのも、確保されてしまったのではなく開放されていなかったからではないか、と想像しています。

壁その3 : 開放される日を信じて検索しつづける毎日

この日から、朝9時に空席を確認する日々が始まりました。

できるだけ9時にPCの前に居られるように出勤時間を早くするなど、いろいろ努力も重ねました(うちの会社の始業は10時です)。

が、一向にお盆休み期間の空席は見つかりませんでした。

9月が過ぎ、10月も過ぎました。その間ずっと検索を続けましたが、相変わらず8月2日の便を最後に空席は見つかりません。

ANAのWebサイト、ツール、デルタのWebサイト、どれを使っても見つかりません。

これが壁その3でした。この壁が一番キツかったです。

もしかしたら、ベトナム航空はお盆休み期間に座席を開放するつもりがないのではないか、という可能性も考えていました。どうせ売れますもんね。

この頃になると今さらANAのマイルでお盆休み期間の国際線の特典航空券を取るのはほぼ無理なので、有償航空券を購入することも検討し始めました。

そして11月になりました。家族の間でそろそろ特典航空券を諦めて、有償航空券を購入することにしようか、という話がまとまりました。

では有償で航空券を探そう、でもその前に最後の検索のつもりで確認してみたところ、なんとお盆休み期間の空席が見つかったのです。まさに紙一重、空席が見つかったときは心臓バクバクでした。急いで手続きを行って、チケットを確保しました。

我が家分を確保したあとも様子を見ていたのですが、全然空席が減らないのでお知らせのつもりでいくつか記事を書きました。

壁その4 : ただし、完全に希望通りというわけではない….

ということで、ついにベトナム行きの特典航空券を確保することができました。もちろんビジネスクラスです。

ただし、確保できたのは羽田⇔ハノイ往復で、目的地であるダナンまでの往復は見つけることができませんでした。

これが壁その4です。

最終目的地であるダナンまでの特典航空券が取れるのが最高の結果であるわけですが、見つかる範囲で適当なところで手を打つことも必要です。

具体的には、ハノイ往復を確保するときに、ダナンまで発券できないか確認しました。ですが、ダナンまでの航空券は見つけられませんでした。別途ハノイ⇔ダナンの空席を確認してみたのですが、この時点ではまだ開放されていないようでした。

国際線区間と国内線区間で開放日が異なる、そして国内線の開放が国際線よりも遅いのがベトナム航空でした。今この時点では違うかもしれませんが、私が探していた頃はそうでした。

後日、12月になった頃に改めて確認してみたらハノイ⇔ダナンが開放されていたので、そこまで待てば通しで発券できたと思います。ですがその頃には国際線区間が確保できなくなっていると思います。ですのでハノイまでの国際線区間を確保できたことで上出来だと思います。

こうなると、ダナンへ移動するための国内線区間を別途有償で確保する必要が出てきます。1日に何便も飛んでいるので確保には困りませんでした。費用は家族3人のエコノミークラス往復で6万円強になりました。1時間程度の飛行なのでエコノミークラスで十分と判断しました。燃油サーチャージ代の料金がここでかかってしまったぐらいの費用感です。

全区間有償で購入することに比べれば十分安価ですし、これでお盆休みに海外旅行に行けると考えればトータルとして全然アリだと思います。

なにはともあれ、これで羽田⇔ハノイ⇔ダナンの航空券を確保することができました。

行きはハノイで乗り継ぎのために一泊してからダナンへ移動、帰りはハノイで二泊してから日本に帰る予定です。

帰りの羽田行きが朝早い出発なのが不満といえば不満ですが、まぁ仕方ないと諦めています。

必要なマイルと費用

記事公開時に書き忘れていたので、追記します。

まず、羽田⇔ハノイのベトナム航空ビジネスクラスですが、一人当たり 60,000マイルと8,110円でした。

燃油サーチャージがかからないのが有り難いです。

一方、ハノイ⇔ダナン間のベトナム航空ですが、一人当たり 22,000円弱かかっています。

合計すると3名分で 180,000マイル + 約9万円、といった感じです。

まとめ

以上がこのお盆の海外旅行のための特典航空券確保の顛末となります。

あきらめそうになる壁がいくつもありましたが、なんとか乗り越え、無事ベトナム航空のビジネスクラスで特典航空券を確保することができました。

ベトナム航空を選んだおかげで燃油サーチャージが無料となり、現金の持ち出しを抑えることができました。まぁその分はベトナム国内線で使うことになりましたが…..

また、多分羽田のデルタ スカイクラブラウンジに入ることもできると思います。これは今から楽しみです。

ちなみに、これらの検討や下調べは2024年夏のシンガポール旅行の準備と並行して行っていした。今年の旅行(シンガポール)に出かける前から来年の旅行(ダナン)の計画をしているのはマイラーあるあるだと思います。

あと3ヶ月ほどでお盆休みがやってきます。現地でどう過ごすかといった話はまだまだ詰まっていないですし、観光の手配も終わっていません。当然ですが、これらと並行して2026年のお盆の行き先の検討も開始しています。

ホント、どうしようもないですねぇ ^^;

ではでは。

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