現金3000円の手数料でANA国際線特典航空券を払い戻してみました
ゆる~くです。
本日 2025年8月27日 13時から、ANAの特典航空券払い戻し時の手数料を3000マイルまたは3000円を選択できるようになりました。
残念なことなのですが、ちょうど払い戻しが必要な国際線特典航空券があったので、払い戻してみました。
なぜ払い戻しが必要になったかは記事の最後にちょこっと触れておきます。
今回の変更について
特典航空券払い戻し時に3000円の手数料を選択できる条件は、国内線と国際線で異なります。
国内線
対象となるのは、「2026年5月19日搭乗分以降のANA国内線特典航空券」です。
搭乗予定がそれ以前の場合はこれまで通り払い戻し手数料は3000マイルとなります。
国際線
対象となるのは「2025年6月24日以降予約・発券分のANA国際線特典航空券および提携航空会社特典航空券」です。
それ以前に予約・発券された場合はこれまで通り払戻手数料は3000マイルとなります。
私が払い戻したい国際線特典航空券
私が払い戻しを行いたい国際線特典航空券は、イスタンブール→羽田の片道特典航空券です。
払い戻しをしたい理由は…まぁ私の知識不足で、本来予定していた日付に変更できないような発券をしてしまった、という理由です。
早々に払い戻しをしても良かったのですが、今回の変更がアナウンスされたため、今日まで払い戻しを保留していました。
払い戻し手順
では、払い戻しを進めてみたいと思います。
予約一覧画面で払い戻しを行いたい予約の「詳細」ボタンをクリックします。
※予約しただけで情報を何も入力していないのが
詳細画面が表示されます。
詳細画面の中に「解約」というメニューがあるので、それをクリックします。
もしくはページ右上の「メニュー … 」をクリックして「解約」をクリックします。
パスワード入力を求められるので、入力します。
パスワード入力が成功すると、払い戻し画面が表示されます。
昨日までは手数料をマイルで支払って払い戻しを行う画面でしたが、今日からは手数料をマイルもしくはクレジットカードで支払えるように変わっています。標準でクレジットカードが選択されています。今回はこのまま進めます。
払い戻し画面中央あたりに手数料の表示があります。期待通り日本円になっています。
払い戻し画面下部のクレジットカード情報入力部分は省略させていただきます。
最後に、チェックボックスにチェックを入れ、「解約する」をクリックすると払い戻しが実行されます。
「解約する」ボタンをクリックしてから待機画面で少々待たされますが、我慢して待っていると無事払い戻しが完了しました。
手数料として9000円支払うことで、特典航空券を予約していたマイルが全額返ってきました!
これは本当にありがたいです!
払い戻した感想
手順はこれまでのものとほとんど変わらず、払い戻し画面で手数料の支払手段の選択と、クレジットカード情報を入力するところが追加されている程度でした。
3000マイルと3000円、どちらの価値が高いかには人によると思いますが、私の場合は3000マイルの価値のほうが高いので、3000円の手数料で払い戻せるようになったのは助かります。
3000円で3000マイルを買うのは難しいですからね….
標準の手数料支払手段がクレジットカードになっているのもそのためではないかと思いますね。ANAさんも利用が多そうな方をデフォルトに設定している感じかと思います。
ちなみに、3000円というのは1人あたりの手数料で、私が払い戻しをしたケースのように1つの予約の中に3人分の航空券が含まれている場合は単純に掛け算されて9000円になります。
また、今回払い戻しを行ったのは片道の特典航空券でした。片道特典航空券は往復特典航空券の半分のマイルで発券できますが、払い戻しのときは往復か片道かに関係なく3000円(もしくは3000マイル)支払うことになります。片道なら払戻手数料も半分にしてほしいところではありますが、そうはならないようです。残念。
もう一つ補足しておくと、今回払い戻したのは2025年12月22日のイスタンブール→羽田便ですが、これを発券したのは2025年8月です。
「2025年6月24日以降予約・発券分」という条件を満たすため、手数料を現金で支払うことができたわけです。
まとめ
ANA特典航空券の払い戻し時の手数料をマイルで支払うか、現金で支払うか選択できるようになりました。
手続きはこれまでと大きく変わったところもなく、特につまる事もなく無事払い戻しが行えました。
今後もし払い戻しが必要になった場合、私は基本的に手数料は現金で支払うと思います。
そのほうが次の特典航空券の手配もしやすいですしね。
でも、払い戻さなければならない状況に陥らないのが一番良いとは思いますが…
最後に、払い戻しに至ったワケ
国際線の特典航空券は、「発券日」から1年以内に出発する必要があります。
今回払い戻した特典航空券は2026年の夏休み期間に使うために発券したものでした。その後、日程変更をする必要が出てきたのですが、その日程が「発券日から1年以内」よりも未来だったため、希望の日程に変更できませんでした。
ということで、泣く泣く払い戻した、というのが経緯になります。
「発券日から1年以内」という大事なルールを完全に見落としていたのが悔やまれます…orz