マリオットのポイント予約を無料宿泊特典で置き換える

無料宿泊特典…私の好きな言葉です、のゆる~くです。

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(以下MBプレミアム)で年間150万円以上決済すると、50,000ポイントまでの宿泊で利用できる無料宿泊特典をもらうことができます。

私は毎年この無料宿泊特典を利用してホテル宿泊を楽しんでいます。ほとんどウェスティンホテル東京で使っている気がします….

たまにあるのが、「この日を予約したい」のに無料宿泊特典がまだ付与されていない、という事態です。その時は「ポイントで予約して、あとで無料宿泊特典に置き換える」という手段が使えます。

あまり紹介されていないようなので、紹介してみたいと思います。

予約したい日があるのに、無料宿泊特典がない

そんなときは、まず全額ポイントで予約してしまいましょう。

但し、この方法を使うにはいくつか条件があります。

  • 必要なポイントが65,000ポイント以内であること
  • 宿泊日までに無料宿泊特典が付与される予定であること

です。

必要ポイントが65,000ポイント以内であること

この条件は、正確には「無料宿泊特典+15,000ポイント以内」であること、となります。

ですので、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード の場合は 50,000 ポイント以内となります。

要は無料宿泊特典が利用できる範囲のポイント数で予約する、ということです。

宿泊日までに無料宿泊特典が付与される予定であること

今のところ、私は毎年 3月26日に無料宿泊特典が付与されます。

こんな感じです。

つまり、私の場合は 3月26日より前に、3月26日以降の宿泊予約を行うときにこの方法が使える、ということになります。

例えば、GWに宿泊したいホテルを見つけたけど、無料宿泊特典がまだない、と言う状況です。

※ちなみにこの3月26日というのは、年会費が利用明細に載った日付の2ヶ月後、のようです。

ポイント予約から無料宿泊特典予約への変更

では、実例を上げて説明します。

例えば、ということで、2024/12/14~12/15 の1泊で軽井沢マリオットホテルを予約してみました。

この日は1泊 56,000ポイントで予約できるので、条件にはマッチしています。

「客室を表示/変更」をクリックすることで、予約詳細が確認できます。

56,000ポイントでの予約になっていることが確認できます。現地で300円支払うのは入湯税だと思います。

ここで、無料宿泊特典が付与されているとして、この宿泊予約を「無料宿泊特典+6,000ポイント」に変えたいとします。

変更するには「客室を編集する」をクリックします。

このような画面が表示されると思います。「更新」ボタンをクリックしてください。

こちらの変更画面でポイント分を無料宿泊特典と置き換えることができます。

この画面が表示されたときには、無料宿泊特典を利用するようになっているはずなので、そのまま「変更を送信」すれば変更できます。

無事に無料宿泊特典+6,000ポイントでの宿泊に変更されました。

無料宿泊特典を使うことで余った50,000ポイントはポイント残高に戻されるのでご安心ください。

恥ずかしいので隠してありますが、ちゃんと 50,000ポイント増えています。

これでポイントは温存しつつ、宿泊は楽しめるという状態にすることができました。

有償予約を無料宿泊特典予約に変更できるのか?

次はこんな疑問が湧いてくると思います。

「有償予約を無料宿泊特典(含むポイント)予約に変更できないの?」

結論から書くと、できます。できますが、運要素があるのであまりオススメできません。一応書きますが…..

まず、やはり条件があります。

  • 必要なポイントが65,000ポイント以内であること
  • 有償予約した部屋が無料宿泊特典の対象であること
  • 予約変更時に対象の部屋の無料宿泊特典枠が残っていること(運要素)
  • 通常料金で予約すること

1つ目の条件は先ほどと同じなので、2~4つ目の条件について説明します。

有償予約した部屋が無料宿泊特典の対象であること

各ホテルでは、無料宿泊特典で予約できる部屋をいくつか設定しています。

基本的にそのホテルの中で最も安い価格の部屋が対象です。ベッドがキングの部屋、ダブルの部屋と複数の候補がある場合もあります。

最終的に無料宿泊特典での予約に変更したい場合は、これらの部屋の中から予約しておいたほうが良いです。

対象外の部屋を選んだ場合、より高額なポイントでの予約に変更できる可能性はありますが、無料宿泊特典での宿泊には変更できないと考えて良いと思います。

対象の部屋をの予約方法は、アワード/ポイント予約で対象の部屋を探し、その対象と同じ部屋を有償予約しておくのが良いと思います。

とはいえ、対象外の部屋であっても対象の部屋に変更すればよいので、どうしてもという条件ではありません。

予約変更時に対象の部屋の無料宿泊特典枠が残っていること

この条件は非常に重要です。

予約変更するタイミングで、無料宿泊特典で宿泊できる部屋が残っている必要があります。

ホテルごとに何部屋を無料宿泊特典(ポイント泊含む)に割り当てるかを決めているようなので、その枠を使い切ってしまうと変更しようとしてもできない、となります。

これについては個人の力でどうにかなるものではなく、完全に運です。

通常料金で予約すること

有償での予約時にスペシャルオファー&パッケージで表示されたプランで予約すると、無料宿泊特典への変更ができないことがあると思います。

試したことがないので確実な情報ではないのですが、スペシャルオファー&パッケージでの予約は無料宿泊特典で利用できる宿泊プランではないですし、プランによってはキャンセル期限が短かったりするので、今回の目的では選ばない方が良いです。

いざ本当にキャンセルしたくなったときにキャンセル料を支払うことになってしまってもつまらないですし。

有償予約から無料宿泊特典予約への変更

では、実例を上げて説明します。

例えば、ということで、またまた 2024/12/14~12/15 の1泊で軽井沢マリオットホテルを予約してみました。

この日は上記の条件をすべて満たしているので、予約変更が可能です。

「客室を表示/変更」をクリックすることで、予約詳細が確認できます。

現金での予約になっていることが確認できます。

では、「客室を編集する」をクリックします。

下が見切れていますが、現在予約中の部屋を含めて、他の部屋も候補に出てきている状態です。

当然、今回予約した部屋よりお高いお部屋が多いです。

ここでは、ポイント宿泊可能な部屋を探したいので、画面上部の検索ボックスの「ポイント/アワードを使う」にチェックを入れて、その右にある「更新」ボタンを押します。

今回は有償予約している部屋と同じ種類の部屋でポイント宿泊可能なプランが見つかりました。

「56,000ポイント」と表示されている右にある「更新」ボタンを押します。

「元の選択内容」は有償宿泊、「以下に変更」はポイント宿泊になっていることが確認できると思います。

ポイント宿泊のために使用するのは先程と同じく「無料宿泊特典+6,000ポイント」となります。

この画面で「変更を送信」すると、有償予約が無料宿泊特典予約に変更されます。

これで有償予約から無料宿泊特典での予約への変更は完了です。

残高からは無事?6,000ポイント減らされています。

全額ポイント予約に変更することも可能なので、好きな方を選んでもらえればと思います。

無料宿泊希望日はポイントで抑えよう

ポイント予約、有償予約の両方から無料宿泊特典予約に変更できることは分かっていただけたかと思いますが、やはりポイント予約からのほうが確実だと思うので、ポイント予約をおすすめします。

それに、ポイント予約であればキャンセル期限が宿泊日の2日前ぐらいのことが多いので、余裕を持って対応できると思います。

これで予約時に無料宿泊特典がなくても大丈夫!

というわけで、予約時に無料宿泊特典がなくても、ポイント予約から変更することで無事に無料宿泊特典を使えることをご紹介しました。

無料宿泊特典の枠が残っているならポイント予約でも有償予約でもキャンセルしてから取り直すというのもありです。

キャンセルのときにキャンセル料を取られないように、キャンセル条件を確認してから予約するようにしてください。

さて、私の無料宿泊特典もあと半年以内にどこかで使わなければ….

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