2024年 お盆休みにシンガポール旅行に行ってきました : 手配編

お盆休みを使って、家族3人でシンガポール旅行に行ってきました。

今回の旅行で活用したのはANAマイルとマリオットボンヴォイポイントです。あと、SFCとマリオットボンヴォイプラチナの上級会員の力も活用しました。

今回は航空券の手配と、ホテルの予約について書いてみたいと思います。

シンガポールまでの航空券

シンガポールまでの航空券は、ANAのマイルを使って特典航空券を発券しました。

利用したのはスターアライアンス特典航空券で、往復ともシンガポール航空を利用しました。

ゆる~く

飛行機の写真がこれしかない…..チャンギ到着後に撮りました….

窓に映っている人は知らない人です。念の為。

シンガポール航空を選んだ理由は3つあります。

1つ目は燃油サーチャージが無料であることです。

2つ目は復路便のチェックイン時間の自由度が高いことです。

3つ目は旅行先の航空会社に乗っていきたい、という個人的な気分です。

燃油サーチャージが無料

燃油サーチャージが高騰している昨今、燃油サーチャージを無料にできれば旅行費用的に大変助かります。

特典航空券を確保した当時(2023年8月)、ANAのマイルでANA便の特典航空券を取った場合は、片道13,000円、往復で26,000円の燃油サーチャージが必要になります。

3人分だと往復で78,000円です。

片道13,000円というのはここ2年ほどの期間では一番安いのですが、それでも3人分の往復となるとそれなりの金額になってしまいます。

これが無料になるのはとても助かります。

復路便のチェックイン時間の自由度が高い

シンガポールのチャンギ空港は、シンガポール航空利用の場合は出発の48時間前からスーツケースを預けることができます。帰国日はラウンジでゆっくりしたい派なので、時間を作りやすいほうが嬉しいのです。

流石に48時間前に預ける必要はないのですが、帰国日当日早めに空港に行ってもすぐにスーツケースを預けて身軽になれるのは大きなメリットです。

特にチャンギ空港は空港内のショップが充実しているので、ジュエルで食事やお買い物を楽しんでもよいですし、制限エリア側に移動してからお土産を買ったり、ラウンジでゆっくりするのもよいです。

逆に、往路便(羽田)でのチェックイン時間は制限を受けます。

羽田空港発の場合、ANA便であれば朝にチェックインカウンターが開いたときから当日便のスーツケースの預け入れが可能です。ですので、出発の何時間も前に空港に着いてもすぐにスーツケースを預けて身軽になることができます。

一方シンガポール航空便利用の場合、スーツケースを預け入れできるようになるのは出発時刻3時間前に搭乗カウンターがオープンしてからです。出国手続きなども含めると、ラウンジの利用時間が短くなることになります。空港に早く着いても身動きが取りづらくなります。実際今回は1時間ぐらい搭乗手続きカウンターが開くのを待つことになりました。ここはちょっとしたデメリットになります。

ただし、ANA便の場合は帰国時にチャンギ空港でスーツケースの預け入れができるのは出発時刻3時間前からになるので、どちらの空港でゆっくりしたいかで決めても良いと思います。

ゆる~く

JALと同じようにアーリーチェックインに対応してもらえると嬉しいのですが….

旅行先の航空会社に乗っていきたい

これはもうただの気分的なものです。

旅行先の航空会社を利用した場合、機内に入ったときから旅行先気分になれるので、そこが良いところかなと思います。

機内提供アルコールにシンガポールスリングがあったりするところも旅行気分を盛り上げてくれます。

確保した日程

往路 : 2024/8/12(月) SQ633便 羽田 17:05発、シンガポール 23:05着

復路 : 2024/8/17(土) SQ634便 シンガポール 13:55 羽田 21:50 着

です。

座席はエコノミークラス、大人3名です。

利用したマイルは合計105,000マイル、一人当たり 35,000マイルです。

空港利用料や税金などは合計32,040円、一人当たり 10,680円です。

往路は深夜着なので、ホテルに入って寝るだけの移動日です。復路はホテルを早めにチェックアウトして空港でゆっくりする時間を作れる旅程になっています。

お盆の海外旅行の航空券で、現金の持ち出しを32,040円に抑えられたのはマイルと燃油サーチャージ無料のおかげです。

特典航空券の確保方法

355日前に頑張りました。つまりは 2023年8月23日、朝9時にパソコンの前で待機してチケットを確保しました。後日、帰国便の日程を変更して確保完了です。

シンガポールでのホテル

ホテルの予約は、今回初めて全泊マリオットボンヴォイのポイント利用で行いました。これまでに貯めたポイントが50万ポイントぐらいまで積み上がっていたので、ホテル利用に使ってみることにしました。本来はマイルに変えるために貯めていたものだったのですが、思い切って使ってみました。

予約したのはウェスティン・シンガポールです。

ゆる~く

マリーナベイサンズ前から撮ってみました。矢印の先で小さく赤く光っている看板は「MIZUHO」です!

旅程がちょうど5泊になったので、5泊で4泊分のポイントで宿泊できるポイント予約特典を利用できました。この場合、最も安い1日分が無料となります。

ウェスティンを選んだ理由は2つあります。

1つ目はウェスティンがお気に入りであることです。

2つ目は交通の便が良さそうだったことです。

ウェスティンがお気に入り

個人的にも家族的にもウェスティンがお気に入りです。

まずは朝食が美味しいところ。クラブラウンジも悪くない印象です。

ロビーに入ったときに漂うホワイトティの香りが大好きです。

あと、何と言ってもベッドの寝心地が良いです。旅行に行くとついつい張り切って動いてしまうので、よく眠れて体力回復できるのは大事です。

交通の便が良さそう

ウェスティン・シンガポールは地下鉄のシェントンウェイ駅とほぼ直結しています。

ホテルを出てビルの屋根の下を20mぐらい歩くとシェントンウェイ駅の入口があります。雨が降っていても傘をさす必要がありません。

シェントンウェイ駅からはオーチャードやマクスウェル、カトンといった街に乗り換え無しで移動できます。

また、少し歩けばダウンタウン駅もあります。

こちらは少し外を歩く必要があるのですが、現在ウェスティン・シンガポールが入っているビルに駅出口を作る工事中のようです。これができれば雨でも快適に利用できるようになると思います。エスカレーターもできていたので、間もなく使えるようになるのではないかと思います。

ダウンタウン駅からはマリーナベイサンズがあるベイフロント、ブギスといった街に移動できます。

もう一つ、ラッフルズ・プレイス駅も利用可能です。

少し歩くのですが、ビルの中や地下を歩いて行けるので、道路を渡ることなく、外の暑さ知らずで駅まで移動できます。

ラッフルズ・プレイス駅からオーチャードやブギスに移動できます。

シンガポールは地下鉄網が発達しているので、どこに宿泊しても同じように便利だろうとは思いますが、今回の旅行にはウェスティン・シンガポールが一番マッチしていたと思います。

ゆる~く

マーライオンまでも歩いて20分ほどです。交通の便ではないですが ^^;

確保した日程

日程 : 2024/08/12(月)~2024/08/17(土) 5泊

ポイント : 214,000

部屋 : ゲストルーム キング1台(最廉価の部屋)

追加オプション1 : 移動式ベッド 1台(119.90SGD/泊) = 599.5SGD

追加オプション2 : クラブラウンジアクセス(119.90SGD/泊) = 599.5SGD

追加オプション 合計 : 1,199 SGD = 137,855円(1SGD=115円で計算)

大人3人でキングベッド一つで寝られなくもないのですが、ゆっくり休むためにはベッドに余裕があったほうがいいだろう、ということで移動式ベッドを追加しています。

また、私はマリオットボンヴォイプラチナ会員なので2名までのクラブラウンジアクセスが可能なのですが、3人目の分は追加で支払いました。実質カクテルタイム+朝食のため、という感じです。ホテルとは事前にメールでやり取りしていたのですが、結局フロントで申し込むような形になりました。

ポイント宿泊を申し込んだ時に現金宿泊の費用を確認したところ、大体 3,500SGDぐらいでした(追加ベッドとラウンジアクセス1名分追加を除く)。当時のSGDは107円程度だったので、現金であれば約37万円の支払いになる感じでした。

この料金の割に必要なポイント数が少ないと感じたところでポイント宿泊を決めた感じです。

ホテルの確保方法

ホテルは2023年の12月中旬頃、公式サイトから申し込みました。

NUAアップグレードに成功

プラチナ会員なので、おそらくチェックイン時に何某かの部屋アップグレードがあると思いましたが、今年は Nightly Upgrade Award(NUA)を5泊分持っていたので、アップグレード申請を行いました。このNUAは前年頑張って50泊の実績を積み上げて手に入れたものです。特に去年のJGC修行の時に宿泊しまくりました。

NUAを申し込んだ時、申込可能な一番上位の部屋は1ベッドルームスイートでした。プラチナ会員の上限なのか、ホテルとしての上限なのかはわかりません。それ以外は大きめのキングだったり中間層の部屋だったりで、あまり魅力的ではなかったですし、プラチナ会員のアップグレードでも手が届きそうでした。ですので、1ベッドルームスイートだけを選択して NUA を申し込みました。

結果、無事申請が通り、41階の1ベッドルームスイートを利用することができました。

ゆる~く

ぱっと見このフロアでは一番広いのでは….そして4118のレイアウトが気になります…..

ちなみに、こちらの部屋を現金で予約すると安い時で1,500SGD/泊….

アップグレードが通ったタイミングで1ベッドルームスイートの値段を確認したら、5泊で 10,000SGDを超えていました。115万円オーバー….

これは直前に調べた値段なので高めに出ていると思いますし、ラウンジアクセスも含まれるので一概に比較はできないです。

とはいえ、1,500 * 5 = 7,500SGDだとしても 862,500円…頑張ってポイント貯めたのと、昨年宿泊実績を50泊積み上げてNUA獲得しておいて良かったなと思いました。

家族も喜んでくれて、父の株が上がった気がしました。

ちなみに、アップグレード的には9段階アップのようです。

ラウンジアクセス追加の件で事前にホテルの予約スタッフの方とメールでやり取りしていました。

その時にNUAのことを聞いてみたら、「システムが自動的に判断するので、ホテル側でコントロールできないんだよ」という話が聞けました。そういうものなのですね。

今回の旅行でかかった費用 : 航空券代とホテル代

航空券代とホテル代での現金の持ち出しは、3人で17万円ぐらいです。ほとんどはホテルでの追加支払いですが、宿泊部分が実質無料なので、追加でこれだけ支払ってもむしろ安いと思える感じでした。

ゆる~く

マイルやポイントを貯めるのは無料じゃないだろ、という声はここではスルーさせていただきます… ^^;

頑張ればもっと費用を抑えることも可能だったとは思います。

実際、ホテルのキングベッドは大人3人で寝ることが十分可能な大きさでしたし、クラブラウンジや朝食も外のホーカーやフードコートで済ませることも可能だったと思います。何ならウェスティンの隣のビルにフードコートがありましたし、シェントンウェイの駅を抜けて向かいのビルの地下に行くと食事ができる店がいくつも入っていました。そこにはスーパーのコールドストレージもありました。気軽に外で食事ができるのがシンガポールの良いところだと思います。

もちろんこれ以外にも観光や食事や買い物で費用がかかっていますが、今回は除外しています。

というわけで、海外旅行費用の高騰が叫ばれている昨今ですが、色々工夫することで出費を抑えられるという良い例になったのではないかと思います。

個人的にも、旅行にかかる費用がこれまでで最も高くなっているこの時期に基本部分の費用を抑えられたのは助かりました。浮いた予算を現地での観光などに振り向けることができました。うまくメリハリを付けつつかつ費用を抑えつつも豪華に旅行できたと思います。

ゆる~く

頑張ってマイルやポイントを貯めておいて良かったなと思います

旅行の中身についてはおいおいまとめます…..

※去年のマレーシア、シンガポールもまとめてないですがね…

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