新型コロナの影響下でラウンジ/レストラン/会員特典は利用できるのか?マリオットでは情報提供の為に特別サイトを用意するようです

ホテルに着いてみたら、新型コロナの影響でラウンジやレストランがクローズしていたり、会員特典が受けられなかったりといったことが起きているようです。ヒルトンなどではすでに公式サイト内でラウンジやレストランの利用状況を提示しているようですが、マリオットはその点後手に回っているようです。

が、最近ようやく情報提供の準備が整ってきたようです。今回はこの情報提供についてのお話です。

マリオットが準備を進めているWebサイト

マリオットでは、”What To Expect”というWebサイトの準備を進めているそうです。

この Webサイトでは、清掃、消毒などに関する情報に加えて、

  • ホテル設備とサービスの状況
  • レストランの状況
  • 会員特典の提供状況

を確認することができます。

早速実例を見ていきたいと思いますが、情報の提供はまだ始まったばかりのようです。全てのホテルで情報を確認できる状態ではないところに注意が必要です。

どこからアクセスできるのか?

マリオットの公式サイトから

マリオットの公式サイトからアクセスするのが一番簡単です。ロンドンのホテルのいくつかが情報提供しているようなので、アクセスしてみます。

まずは、いつものように公式サイトにアクセスします。適当な日付でロンドンのホテルを検索してください。

ホテル検索

検索結果の中から、「ロンドン・マリオット・ホテル・カウンティホール」を探して、ホテル名をクリックしてください。

検索結果

ホテルの概要が表示されます。赤丸で囲った部分の「ホテルウェブサイトを表示」をクリックしてください。

ホテルのページが表示されると思います。ページ上部にホテル名があり、その少し下に赤いバナーがあると思います。

その中に「COVID-19 updates and what to expect at our hotel.」と書かれたリンクがありますので、クリックしてください。水色で囲ってあるところです。

はい、こちらがホテルごとの状況をまとめたページとなります。今のところ情報提供は英語のみです。内容はもう少し後で見ていきます。

marshaCodeから

marshaCode ってご存知でしょうか?自分も今回はじめて知ったのですが、マリトットグループ内のホテルに割り当てたれた英字5文字のコードのことです。

例えば、ウェスティンホテル東京はTYOWI、ザ・リッツ・カールトン沖縄はOKARZとなっています。地名コード+ブランド名っぽい組み合わせのようです。

上記の What To Expect のページは、URLの後ろにこの marshaCode を指定して呼び出してやることで直接該当のホテル情報にアクセスすることができます。

ベースのURLは https://whattoexpect.marriott.com/ ですので、

ウェスティンホテル東京 : https://whattoexpect.marriott.com/tyowi

ザ・リッツ・カールトン沖縄 : https://whattoexpect.marriott.com/okarz

でアクセスできます。が、リンクにしていないのには理由がありまして、まだ情報が提供されていないようなのです…..

そのため一旦ロンドンのマリオットホテルでどんな情報が提供されるのか見ていきたいと思います。

提供されているのはどんな情報?

「ロンドン・マリオット・ホテル・カウンティホール」で提供される情報は7つの項目に分けられいます。8項目のホテルもあったので、設備などに応じて変わると思います。

上の4つはどのホテルでも殆ど変わらないようですので、マリオットグループとしてのポリシーが書かれていると考えて良いと思います。

利用者として気になるのは、赤枠で囲んだ下の3つなのではないかと思います。それぞれ見ていきたいと思います。

施設の設備とサービス

こちらのホテルでは、プールとフィットネスセンターは開いているようです。フィットネスセンターはマスク着用が必須となっています。

一方、エグゼクティブラウンジとライブラリラウンジは閉鎖されています。

飲食のオファー

レストランは営業しており、ルームサービスは実施されているようです。Mobile menuは冊子のメニュー経由の感染を防ぐためのものかと思われます。ルームサービスに Grab and Go breakfast とあるのは、包装された朝食セットを持っていって食べていいよ、ということかと思います。

一方、Noes LobbyやLibraryは閉鎖されているようです。

MARRIOTT BONVOY特典

最も気になるのはこのカテゴリではないでしょうか ^^;

レストランでの朝食は提供されているものの、ラウンジは閉鎖されており、ウェルカムギフトも用意されていないようです。

利用できない、利用しないものに関しては point option とあるので、代わりにポイントが貰えたり、hotel credit とあるものはホテル内で利用できる金券がもらえたりするようです。

やはり、通常時と比べると受けられないサービスがちらほらあることが分かります。

では、日本のホテルはどうなんでしょう?

日本のホテルに関しては、まだ情報提供が始まっていないようです。各ホテルのWebサイトを表示しても、ロンドンのホテルのようなリンクは表示されません。

marshaCodeを利用して直接アクセスを試みても、https://clean.marriott.com/ という別のサイトにリダイレクトされてしまいます。

海外旅行に行けない今、せめて国内のホテルに滞在してリフレッシュしたいと思ったときに、ラウンジが使えるのか、朝食はどうか、といった情報は重要だと思います。一刻も早い情報提供を期待します。

まとめ

マリオットの What To Expect というサイトについてご紹介しました。

近隣に複数のホテルが有る場合や、目的地の候補が複数ある場合、サービスが整っているホテルを選びやすくなるのではないかと思いました。

国内のホテルの情報がまだ見れないのは残念ですが、近日中には見られるようになるのではないかと思いますので、期待して待ちたいと思います。提供が開始されるまでの間はホテルに直接電話して確認するしかなさそうです。

気になる点は、情報提供が始まったとして更新頻度がどの程度になるのか、というところです。情報の更新頻度が低いとチェックイン時に話が違う、ということが発生してしまいそうです。

更新頻度が高くても、数カ月先の予約の場合はやはり当てにならないのは、仕方ないですね…..

もう一点注意ですが、マリオットは”FULL SERVICE and LUXURY”なホテルについては情報を提供する方針のようです。すべてのホテルが対象ではない点については注意が必要です。

ではでは。

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