これがITA Airwaysの最上級会員カードです

イタリアさんからお手紙着きました。不在通知の差出人欄に「イタリア」と書いていく郵便局の人お茶目すぎます。

それはさておき、着いたお手紙は ITA Airways からのお手紙で、中身は私の想像通り、会員カードでした。

せっかくなので、どんな見た目なのか紹介したいと思います。

ITA Airways のマイレージプログラム Volare とは

ANAで言うところのANAマイレージクラブ(AMC)、JALで言うところのJALマイレージバンク(JMB)に相当するものです。

ITA Airways(元アリタリア航空)では Volare というプログラム名になっています。

会員レベルは4つあります。低いレベルから順番に以下のようになっています。

  • スマート(SMART)会員
  • プラス(PLUS)会員
  • プレミアム(PREMIUM)会員
  • エグゼクティブ(EXECUTIVE)会員

ラウンジが利用できるのはプレミアム会員からです。言うなればプレミアム会員はAMCのプラチナ/JMBのサファイアに相当し、エグゼクティブ会員はAMCのダイヤモンド/JMBのダイヤモンドに相当すると考えて良いと思います。

私はANAダイヤモンドからのステータスマッチングでプレミアム会員になったはずなのですが、なぜかエグゼクティブ会員になっており、今もそのレベルを維持してもらっています。顛末に興味のある方は以下の記事を見ていただけると。

Volare会員カードの紹介

まずは送られてきた封筒から。厚手でなかなかしっかりした封筒です。はるばるイタリアから届いたと思うと感慨深いものがあります。

裏面には税関への申告書類が貼り付けてありました。

封筒を開けると、メッセージカードが1枚と会員カードが収められたスリーブが出てきました。

会員カードが収められたスリーブにも立体的なロゴがあしらわれていました。

スリーブからカードが収められた台紙を引き出します。

台紙にセットされたカードが出てきました。

一瞬取り出し方が分からなかったのですが、左にスライドしてやるとカードの右端がつまめるようになるので、少し持ち上げながら右にスライドするときれいに取り出せました。

これがITA Airwaysの最上級会員であるエグゼクティブ会員のカードです。カード下部のイタリアカラーが素敵です。

学がないので、並べられているたくさんの図形にどんな意味があるのか全くわかりません。

ちなみに、裏面はこんな感じです。

SkyTeam ELITE PLUSではあるけれど….

カード表面の右上にロゴが入っている通り、プレミアム会員とエグゼクティブ会員は SkyTeam ELITE PLUSでもあります。

ただし、SkyTeamのサイトではこのように書かれています。

Frequent Flyer reciprocity, including earning and redemption of miles, lounge access and Elite and Elite Plus benefits may vary for members of certain Frequent Flyer Programs when traveling with ITA Airways. Members of ITA Airways’ Volare Program and Kenya Airways’ Asante Program may not experience full Frequent Flyer reciprocity across all SkyTeam member airlines. Please check with your Frequent Flyer Program for more information on Frequent Flyer benefits.

ITA航空をご利用の際、特定のフリークエント・フライヤー・プログラムの会員の方は、マイルの獲得や交換、ラウンジのご利用、エリートおよびエリート・プラス特典を含むフリークエント・フライヤー相互特典が異なる場合があります。ITAエアウェイズのヴォラーレ・プログラムおよびケニア航空のアサンテ・プログラムの会員の方は、すべてのスカイチーム加盟航空会社のマイレージプログラムと相互利用できない場合があります。フリークエントフライヤー特典の詳細については、ご利用のフリークエントフライヤープログラムをご確認ください。

というわけで、実際に SkyTeam に属する航空会社のラウンジが使えるのかといったことは常に確認する必要があります。

上のページにどの空港のどのラウンジが利用できるかと言ったことがまとめられています。

今後買収の予定もあるし…活用できるのかな?

上にも書いた通り、残念ながら活用が難しいステータスだと思います。

多分デルタ航空やエールフランス、ベトナム航空、ガルーダ・インドネシア航空、大韓航空あたりを羽田から利用すれば羽田のラウンジは使えるのではないかと思いますが、確信はありません。ITA Airwaysを利用する場合は多分使えるのだろうと思いますが、それだけだと活用の幅は狭いですよね。

また、ルフトハンザがITA Airwaysの買収を進めているはずです。今後どうなるのかは分かりませんが、買収されたらスターアライアンスに加盟するのではないかと思われます。そうすると当然ながら SkyTeam のステータスはなくなると思われます。

というわけで、トロフィーとして飾っておきたいと思います。

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