JGC修行をしてしまった件について
SFC4年目のゆる~くです。SFC修行を行ってから3年、ついにJGC修行にも手を出してしまいました。
きっかけとなったのは「2024年度から新ステイタスプログラムを開始する」というJALからのアナウンスでした。おそらくJGC入会条件は厳しくなるのだろうなと予想し、入りやすいうちに入会しておこうということでJGC修行を敢行しました。
この記事執筆時点では新プログラムの詳細も発表されていますが、新プログラムでは今回のような短期の修行ではJGC入会など不可能な内容になっていたので、自分的には修行しておいてよかったなと思っています。
せっかくですので自分がどのような修行をしたか、記録として残しておきたいと思います。
修行ルートはこれです!
私の修行ルートは以下の表のようになっています。
修行費用総額 470,635円、獲得FOP 57,998、FOP単価 8.12円の修行ルートとなりました(初回搭乗ボーナス5000FOPも含めた単価です)。
(エチオピア航空分を含めると総額53万円程度になります)
SFCの時とは異なり、事前に所持していたJALマイルは0なので、全て現金での持ち出しとなっています。
今回はソウル発券でバンコク往復というルートを2周しました。観光はほとんどしておらず、まさに修行です。
とはいえ、見ていただくとわかる通り、ほとんどビジネスクラスで飛んでいますので、贅沢な修行(?)となっています。特に東京⇔バンコク間はすべてビジネスクラスで飛べたので、疲労は少なかったと思います。
また、FOP2倍キャンペーンのおかげで飛ぶ回数が減らせて、結果的に費用も抑えることができました。
表の色分けは、航空券の発券単位ごととなります。エチオピア航空分も含めると、3組の航空券を購入したことになります。
旅程が詰まっているのは単純に平日の休みを連続して取れる状況ではなかったためです。そのため週末と祝日を中心にした修行となっています。
修行ルート解説
今回はソウル発券としました。ソウル発券にしたのは単純に費用を抑えるためです。燃油サーチャージが激安でした。
ソウル→東京→バンコク→東京→ソウル という旅程が1セットで、これを2セット行っています。
これとは別にエチオピア航空で東京⇔ソウルの往復を購入しています。最初のソウル発の便に乗るためと最終のソウル着の便のあと日本に帰るためです。
旅程がわかりやすいように、表に旅程 A/B/C でまとめてあります。
修行の最初の便がインチョン発となっているのは、インチョン近くで宿泊したかったためです。エチオピア航空で深夜にインチョンについて金浦近くのホテルに移動するのが面倒かつ少しでも睡眠時間を確保したかったというのが理由です(がトラブルも有って思い通りには行きませんでした….)。そのために大韓航空のコードシェア便を利用しており、この区間だけはFOP2倍キャンペーンから除外されています。トータルで見れば十分以上のFOPを獲得しているので問題はないのですが、この区間をJALにしておけば JMBクリスタルに到達するのが早かったので、マイル獲得的にはちょっと損をしてる感じです。
総じてソウルへは深夜に到着して早朝に東京行きに搭乗するので、ホテルには宿泊するものの仮眠程度の短時間の滞在となりました。
バンコクは一応一日程度の時間があるので、多少観光できるかな?という感じです。予定を詰めればすぐ帰ってくる便に乗ることも可能なのですが、それでは疲れが取れないと考えて少しゆっくりする時間を確保しました。
最後のソウルは少しだけ時間が取れたので、ちょっとだけ観光っぽいこともできました。
この修行ルートを選んだ理由
修行ルートを決める上で、自分なりのルールを設定しました。
- FOP単価ができるだけ安くなること
- できるだけ旅行回数を少なくすること
- 限られた期間で修行を完了させるため、ビジネスクラスも視野に入れること
今回一番重視したのは3番目の条件でした。もはや修行とは言えない感じですね…^^;
自分が考えるこの修行ルートのメリット
自分はバンコクで少し時間を取るようにしましたが、すぐに帰国便に乗れば1泊2日でソウル→羽田→バンコク→羽田までこなせると思います。
金曜の夜にソウルに移動して、土曜日にバンコク往復、日曜早朝に帰国という仕事にあまり影響が出ない日程効率が良い修行も可能だと思います。その分疲れるとは思いますが。
自分が考えるこの修行ルートのデメリット
自分が考えるデメリットは夜行便が含まれていることです。
ビジネスクラスでフルフラットで横になれるとはいえ、睡眠時間が削られるので帰国時の疲労感はそれなりにありました。
もう一つ検討したルート
ソウル⇔バンコク往復以外にソウル⇔サイゴンという修行ルートも検討していました。サイゴンルートのほうが航空券が安いので、全旅程をビジネスにしても合計40万を切ることも可能でした。
なぜサイゴンを選ばなかったのかというと、これまでに行ったことがないこととバンコクのほうが空港のラウンジが充実していることが決め手でした。
すぐ帰国便に乗るような修業をする場合、いかに空港で快適に過ごすかが重要になるので、プライオリティパスで利用できるラウンジも含めてラウンジが充実していることが大切でした。
実はもう一つ理由があり、並行してホテル修行も行っていたため、マリオット系のホテルが多いことも重要で、それもあってバンコク往復を選びました。
実はソウル⇔バンコクももっと早く予約しておけばもう少し飛行機代を安くできたのですが、「明日でいいや」「もっと調べてから」と予約を伸ばしたがために2万円ほど上がってしまうということもありました。やはり早く動くことが大事ですね。
そして解脱
2回目のバンコクからの帰国した時点で50000FOPを達成していました。次のソウル行きまでは中3日だったのですが、2日目の深夜にはステータスが反映され、JMBサファイヤになっていました。
お陰で最終のソウル行きではJMBサファイヤとして優先搭乗やラウンジ利用ができました。早速修行の成果を確認できてよかったと思います。
終わりに
JGC修行ができる最後の年に修行を行いました。
解脱優先でかなりコストを掛けての修行で、修行というよりはただの課金という感じではありました。
ここでご紹介したルートは来年以降もサファイヤ修行などには使えるとは思いますので、よければ参考にしてもらえればと思います。
それにしても、修行を決めたときにはこんなにルールが変わるとは思ってもいませんでした。今後JGCにもルール変更がある可能性はありますが、できるだけ活用していきたいと思います。
追記その1 JALのWebサイトの使い勝手
修行のために航空券を予約する必要があるわけですが、JALのサイトで2ループ目の予約をしようとするとエラーとなって予約が行えませんでした。何度試みてもダメでした。
Webサイトにログインして予約をしようとしていたのですが、どうやら1ループ目と同時期、同様の旅程で航空券を予約しようとするとシステムに予約を止められてエラーとなるようです。これには面食らいました。
解決策としては「ログインせずに予約」してその後「コールセンターに電話してJMB会員番号を設定してもらう」という手順で無事予約はできました。
電話がなかなか繋がらないのはどこも一緒ですね….
追記その2 一度コールセンターで予約を変更してしまうと….
航空券を予約したあと、一度予定を変更しています。とはいえ結局元に戻したので電話する時間を無駄にしただけになってしまいましたが….
Webから手続きできなかったのでコールセンターで予定を変更してもらいました。すると以後コールセンターでしか予定を変更できなくなるので、これも地味に面倒でした。しかも、食事を指定したいだけなのにできないという状態になってしまい、結局食べたい食事が食べられなかったのは地味に印象良くなかったです。
まぁ、そういうルールなのですが、分からされる形になってしまったのは残念でした。こういうときは搭乗したらすぐにCAさんに食事の希望を伝えておいたほうがいいですね。
ちなみに、ビジネスクラスへのアップグレードの申込みもWebサイトでは行えず、電話で行う必要がありました。でも、バンコク→羽田は電話する必要があったのに羽田→金浦はなぜかWebから申し込めました。これはおそらく残りフライトが少なくなったことでシステムの制限が外れたのではないかと思います。
“JGC修行をしてしまった件について” に対して1件のコメントがあります。