特典航空券、提携航空会社は面倒臭い?

こんばんは。

先日ANAのマイルで無事特典航空券を確保しました。しかし航空会社はANAではなくガルーダ・インドネシア航空となりました。

ガルーダ・インドネシア航空はANAと直接提携してはいるのですが、特典航空券確保時やその後に色々面倒だなと思うところがありましたので、書いておきたいと思います。

そもそもなぜガルーダ・インドネシア航空なのか

マイルで特典航空券を取れるかどうかは別にして、バリ島に行く航空会社としては、他にも幾つか候補があります。

・シンガポール航空(スターアライアンス)

・タイ航空(スターアライアンス)

・フィリピン航空(ANAと提携)

といった候補です。もちろんLCCなど他にもあります。

スターアライアンス加盟の航空会社と提携航空会社のリストはANAのページに説明がありますので、そちらをご覧ください。

www.ana.co.jp

ANAマイルを使って特典航空券を発券する場合、スターアライアンス加盟と提携航空会社とでは、一点大きな違いがあります。

スターアライアンスに加盟している航空会社であれば、複数の航空会社を乗り継いで目的地に向かうことができます。例えば、

行き : 東京 → タイ → デンパサール(バリ)

帰り : デンパサール → シンガポール → 東京

といったことも可能です。上手く調整すれば、タイやシンガポールで一日観光することも理論上は可能です。

※もちろん、なかなか取れないですし、そもそも取れるものなのかどうかもわかりませんが….

一方、ANAと直接提携しているフィリピン航空やガルーダ・インドネシア航空の場合は、全行程が同一の航空会社である必要があります。これが提携航空会社が面倒だと思ったところその1です。

この縛りは乗り継ぎを組み合わせるときに結構制約となります。バリ島に行くケースでも、他社便で乗り継いだほうが待ち時間が少ないようなときでも、ガルーダ・インドネシア航空しか利用できないのでその中で便を選ぶしかなくなります。

とは言え、今回のようにバリ島に行くのであればそれほどデメリットでもなく、ガルーダ・インドネシア航空が一番待ち時間が少なかったのもあり、ガルーダ・インドネシア航空で予約しました。

それに、インドネシアのフラッグキャリアですし、どうせなら一度乗ってみたいというのもありました。

実は成田からデンパサールまでガルーダ・インドネシア航空が直行便を飛ばしているので、空きがあればそちらの航空券を確保すればスムーズにバリ島まで行けるのですが、この時期にそんな良いチケットは残っていませんでした.. ^^;

けれど、やっぱり面倒

ガルーダ・インドネシア航空はスターアライアンス内ではないせいか、他にも面倒くさいことがあります。

まず、ANAのWebページから座席の指定ができません。通常なら予約と同時に座席も指定できると思いますが、全くできません。予約の段階でもできず、その後の予約確認ページからの指定もできません。これが面倒だと思ったところその2です。

ANAにも問い合わせてみましたが、「運行会社のポリシーにより、ANAからの座席リクエストは取り扱いがない」のだそうです。

Webからの座席指定は出発24時間前から可能となるそうなので、そこで頑張るしかありません。最悪チェックイン時に何とかするしかないのですが、家族ばらばらという可能性もあります。さすがにこれはちょっと不安になります。子供がいるので近くにまとめてくれるとは思うのですが…こればかりは確定するまで分かりません。

ただ、これはガルーダ・インドネシア航空だけの問題という可能性もあります。

また、食事の指定も面倒です。子供用にキッズミールを頼みたいのですが、これもANAのサイト経由では申し込めず、ANAに電話するしか無いようです。

そして頻繁に起きるスケジュール変更に振り回される日々… ^^;

どれも初めての経験なので、もう楽しむしかありません!

ガルーダ・インドネシア航空の良いところ

逆に、ガルーダ・インドネシア航空の良いところですが、預けられる荷物がエコノミーでも一人46kgまでとかなり充実しているところが挙げられると思います。スーツケースのサイズも日系の航空会社より大きめのものを預けられるようです。1辺の長さが120cm未満かつ3辺の長さの合計が203cm未満であれば大丈夫なようです。

また、サーフボードや自転車といったスポーツ用品も長さや重さの制限はありますが預けられるようです。自転車は…..持っていけるなら…とちょっとウズウズしているところです ^^;

あとは、今後の話になりますが、ジャカルタでの乗り継ぎが楽になるかもしれません。

現在、ジャカルタ国際空港では、国際線はターミナル2、国内線はターミナル3Uを利用することになっており、ターミナル間は専用のバスで移動するのが定番のようです。ですが、この専用バスの乗り場がわかりづらく、間違って空港から出てしまうと乗り継ぎが大変になってしまうそうです。そのためか、ジャカルタでの乗り継ぎは最低2時間確保するようにというお達しが出ているようです。

もう一つ、入国審査が激混みだそうで、それも乗り継ぎ時間を多めに取らなくてはならない理由になっているようです。

ちなみに、インドネシアのツアー会社のページを見ていると、入出国手続を優先レーンで行えるサービスが紹介されていたりします。一人$70ぐらいなので、時間がなければ利用するのもありかと思います。仕事ならね…とは思いますが…. ^^;

【ジャカルタ】ファストトラック予約|インドネシア・ジャカルタの出国・入国空港優先レーン利用サービス予約-パンダバス【ジャカルタ】

ところが、2017年の3月までにガルーダ・インドネシア航空の国際線とスカイチームの国際線もターミナル3に移るという話が出ているようです。これが実現すると、同ターミナル内での乗り継ぎとなるため、乗り継ぎが楽になる可能性があります。

逆にANAやスターアライアンスはターミナル2のままということなのでしょうか?このあたりは情報がないためよく分かりません。

ただ、こういった話はよく予定が遅れるそうなので、夏までには移っていてほしいなぁと思うばかりです。ちなみに国内線は2016年の8月に移ったそうなのですが、本当は2016年5月の予定だったそうです… ^^;

それにしても、座席指定ができるといいのになぁ….

以上、提携航空会社の面倒なところと、ガルーダ・インドネシア航空に期待できることについて書かせてもらいました。

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